1月4日
これは1月3日の夕方の空です。自宅の玄関で見えた風景です。この写真を撮る前に母の訪問看護ステーションから電話があり、翌日市内の総合病院を受診するよう言われていました。母の状態がよくなく、受診するとそのまま入院することになりそうだと言われていました。かなりうろたえましたが、そのまま母に言うのもためらいました。母は病院にかかるのは嫌だ、病院に出かけて大変な思いをするより家で休んでいた方がよいと言い、他の方からすすめられても受診したがりませんでした。私は、かかりつけの病院から言われたから翌日出かけようとだけ母に言って、外に出ました。夕焼けのきれいな空を見ていても不安がこみ上げましたが、どうしようもなく写真を撮っていました。そして昨日、母と指示された病院に行きました。前日言われた通り、母はそのまま入院することになりました。母は、はじめは予想していなかった入院に驚き、こんなことになるとは思わなかったと言っていましたが、その後気持ちを聞かれて、どうして具合が悪いのか理由がわかったから落ち着いてきたと話しました。母の両足はむくみがひどいのに加えて、赤くなっていて足にさわるととても痛く歩くのも大変な状態になっていました。また、せきがよく出て夜中も目がさめ よく寝られなかったのですが、肺のレントゲン写真では白く写る部分が広く慢性気管支炎であると言われました。もっと早く病院でみてもらえばよかったと母が言うと、そうですね、時間がかかるけれどがんばっていきましょうと医師に言われました。上の写真は昨日病院に出かける前、自宅の車庫を部屋から撮ったものです。左に少し写っているのは私の車です。医師と母のやりとりを聞いていて、私は何も言えずに小さくなっていました。母にはやさしく説明していた医師も、母が看護師さんと診察室を出たあと、私が ありがとうございましたと言っても、黙ってパソコンに向かってカルテを打ち込んでいました。母が大変な状態になるまで病院に連れていかなかった私に、言いたいことがあったはずですが、言わないで黙っていたのです。必要な検査をしたり、入院手続きをしたあと自宅に戻り 入院先で必要な着替えなどを持って行ったりして、なんとか母が病室で落ち着いたのは午後7時頃でした。それまでに、母のケアマネージャーさんや、母の状態をかかりつけの医師に伝えてくれた訪問看護ステーションなど必要なところに、母が入院したことを連絡していました。そのあと父の施設に行きました。父の施設で、同じように連絡していた私の職場の上司から電話があり、事情を説明しました。これは、自宅の車庫の写真を撮ったあと外に出て見た空の写真です。今日書いたことは、私の苦労自慢のように受け取られるかもしれません。違うと言いたい気持ちはあるのですが、言い訳になりますね。いろいろなことがあって、私自身も自分の気持ちがうまく整理できないのです。だからこれは日記で、自分の気持ちを整理するために昨日のことを順を追って書いています。もうすぐ仕事に出る時間になります。できるだけ気持ちを整理して、仕事にむかいたいと考えています。