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つい最近、Amazonをチェックしていて、Joana Amendoeira(ジョアナ・アメンドエイラ)という歌手の歌が気に入って、アルバムを聴いた。 ア・フロール・ダ・ペーリ この歌手はポルトガルの民族歌謡ファドの歌手だ。 なかなか良かったので、他の歌手をチェックしていて、気に入ったアルバムが今回取り上げたボボンのCD。 写真を見ると若そうに見えるが1974年生まれで、40歳を過ぎている。 とてもそうは見えない むしろアメンドエイラの方が年上の感じがしたが、1982年生まれと8歳も若い。 歌のうまさはボボンより上で、こぶしの回し方もうまい。 ボボンは美しい容姿と澄み切った歌声が魅力的だ。 ボボンの歌は哀愁を帯びていて、万人に好かれる歌声だろう。 従来のファドを越えた新しいファドを追求しているそうだ。 アメンドエイラの歌に聞けるような、鋭角的なものを感じさせない、あくまでも滑らかな歌だ。 ファドは主にポルトガルギター(ギターラ)と現地ではヴィオラと呼ばれるクラシック・ギター(スチール弦使用)、(時には低音ギター(ヴィオラ・バイショ)が加わる場合もある)で伴奏される。 出典 wiki このアルバムではピアノとベースが主で、時々ポルトガル・ギターが加わる。 とてもシンプルだが、味わい深い。 彼女の歌唱からは勿論哀愁は感じるが、全体にとても爽やかだ。 後半、シンプルな歌も何曲かあるが、それらはボボンにぴったりの歌で、まるで日本の童謡を聞いている様な感じがする。 まさかファドに首を突っ込むとは思わなかったが、ファドの女王アマリア・ロドリゲスなどの大御所にも守備範囲を広げていきたい。 ただ彼女の歌はちょい聞きだと、結構ハードルが高そうだ。 ここまで書いてから、spotifyでボボンのアルバムをチェクした。 最新のものではsmooth(2014)というアルバムがヒットした。 聞いて見ると、「カントリー」みたいな感じで、ファドとは全く別物だ。 もう少し詳しく聞かないとわからないが、ほんの2年ぐらいでこうも変わるとは思っていなかった。 確かにファドを越えたようだが、方向が違っていないだろうか? Maria Ana Bobone:Fad & Piano(ARC Music EUCD 2423) 1 Frederico Varerio:Que Deus Me Perdoe 2 Antonio Mestre:Namorico Da Rita 3 Maria Ana Bobone:Auto-Retrato 4 Armandinho:Melancolia 5 Frederico Varerio:Fado Xuxu 6 Jose Marques do Amaral:Fria Claridade 7 Pedro Colderia Cobral:Enigma 8 Pedro Colderia Cobral:Love Ballad 9 Pedro Colderia Cobral:Dança 10 Trad:Sao Bentinho 11 Manuel Bobone:Balada 12 Trad:Mariao 13 Maria Ana Bobone:Image 14 Trad:Senhora de Almortao 15 Pedro Colderia Cobral:Twilight Maria Ana Bobone(p,g) Rodrigo Serrano(b) Bernardo Couto(Portuguese guitar,3,5,7,10,14,15) Recorded at K Branca Studio,March 2011- January 2012 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年06月12日 21時33分23秒
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