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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2017年06月12日
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カテゴリ:その他の音楽


つい最近、Amazonをチェックしていて、Joana Amendoeira(ジョアナ・アメンドエイラ)という歌手の歌が気に入って、アルバムを聴いた。 ​ア・フロール・ダ・ペーリ
この歌手はポルトガルの民族歌謡ファドの歌手だ。
なかなか良かったので、他の歌手をチェックしていて、気に入ったアルバムが今回取り上げたボボンのCD。
写真を見ると若そうに見えるが1974年生まれで、40歳を過ぎている。
とてもそうは見えない
むしろアメンドエイラの方が年上の感じがしたが、1982年生まれと8歳も若い。
歌のうまさはボボンより上で、こぶしの回し方もうまい。
ボボンは美しい容姿と澄み切った歌声が魅力的だ。
ボボンの歌は哀愁を帯びていて、万人に好かれる歌声だろう。
従来のファドを越えた新しいファドを追求しているそうだ。
アメンドエイラの歌に聞けるような、鋭角的なものを感じさせない、あくまでも滑らかな歌だ。
ファドは主にポルトガルギター(ギターラ)と現地ではヴィオラと呼ばれるクラシック・ギター(スチール弦使用)、(時には低音ギター(ヴィオラ・バイショ)が加わる場合もある)で伴奏される。
出典 wiki

このアルバムではピアノとベースが主で、時々ポルトガル・ギターが加わる。
とてもシンプルだが、味わい深い。
彼女の歌唱からは勿論哀愁は感じるが、全体にとても爽やかだ。
後半、シンプルな歌も何曲かあるが、それらはボボンにぴったりの歌で、まるで日本の童謡を聞いている様な感じがする。
まさかファドに首を突っ込むとは思わなかったが、ファドの女王アマリア・ロドリゲスなどの大御所にも守備範囲を広げていきたい。
ただ彼女の歌はちょい聞きだと、結構ハードルが高そうだ。
ここまで書いてから、spotifyでボボンのアルバムをチェクした。
最新のものではsmooth(2014)というアルバムがヒットした。
聞いて見ると、「カントリー」みたいな感じで、ファドとは全く別物だ。
もう少し詳しく聞かないとわからないが、ほんの2年ぐらいでこうも変わるとは思っていなかった。
確かにファドを越えたようだが、方向が違っていないだろうか?

Maria Ana Bobone:Fad & Piano(ARC Music EUCD 2423)

1 Frederico Varerio:Que Deus Me Perdoe
2 Antonio Mestre:Namorico Da Rita
3 Maria Ana Bobone:Auto-Retrato
4 Armandinho:Melancolia
5 Frederico Varerio:Fado Xuxu
6 Jose Marques do Amaral:Fria Claridade
7 Pedro Colderia Cobral:Enigma
8 Pedro Colderia Cobral:Love Ballad
9 Pedro Colderia Cobral:Dança
10 Trad:Sao Bentinho
11 Manuel Bobone:Balada
12 Trad:Mariao
13 Maria Ana Bobone:Image
14 Trad:Senhora de Almortao
15 Pedro Colderia Cobral:Twilight

Maria Ana Bobone(p,g)
Rodrigo Serrano(b)
Bernardo Couto(Portuguese guitar,3,5,7,10,14,15)

Recorded at K Branca Studio,March 2011- January 2012





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Last updated  2017年06月12日 21時33分23秒
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