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NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

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言泉「やまと」

言泉「やまと」

2006.12.29
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カテゴリ:天気・季節
すっかり年の瀬である。
が、私自身は、全くそういう気分ではない。
北海道へのリフレッシュ旅行から帰ってきて、自分自身の各種課題に取り組もうと思った矢先に、留学生から論文チェックの依頼が入り、にわかに忙しくなったからである・・・。

さて、上空の強い寒気が西から東へと進み、西高東低の冬型の気圧配置が強まっている。
寒気そのものは日本列島の東に抜けつつあるが、特に日本海側の各地に大雪や強風・波浪をもたらしているようである。

寒気の存在は、気象衛星の画像からも判断できる。
ちょっとご想像いただきたい。眼鏡をかけている人なら思い当たることがあるはずであるが、「眼鏡が曇る」のはどんな場合であろうか。鍋物を食べるとき、温泉に入るとき、冷たい場所にしばらくいた後で急に暖かい場所に来たとき、・・・などであろう。私は10数年前の学生時代に百貨店内の某洋菓子売り場でアルバイトをしていたことがあるが、巨大な冷凍庫(というより、冷凍室)へ品出しに行くと、冷凍庫を出た瞬間に眼鏡が曇って苦労させられたものである。
このように、うんと冷やされた物体(空気)が、暖かく湿った物体(空気)に触れたときには、雲が発生する。その温度差が激しければ激しいほど、すぐに雲ができるのである。

で、上空に寒気が存在すると、陸地のすぐ南東側の海上に「筋状の雲」ができる。
よく冷えた空気が、北西から南東へと吹く季節風によって運ばれ、相対的に暖かい(お湯のような)海水の上に来ると、(湯気のような)雲が発生する・・・というわけである。

その様子が、今日は気象衛星の画像からも確認できた。
九州南部の大隈半島から、東海の伊勢湾にかけて、陸地(日本列島)のすぐ近くの海上(太平洋上)で筋状の雲ができていたのである。上空に強い寒気が存在しなければ、こんな現象は見られない。

明日の朝は、関東でもかなり冷え込みそうである。
体調管理にはくれぐれもご用心を。





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Last updated  2007.11.21 16:25:53



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