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NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

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言泉「やまと」

言泉「やまと」

2014.03.20
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カテゴリ:後日談
3月20日(木)の続き。
前回の記事では、盛岡バスセンターから王子駅前まで夜行バスで移動し、JR京浜東北線と東京モノレールを乗り継いでANA機で羽田空港を出発し、福岡空港に到着して日田行きの高速バスに乗車したところまで述べた。今回はその続きである。



高速バスは福岡空港の南端をぐるっと回って、金の隈出入口から福岡高速2号太宰府線に乗ったものと思われる。やがて太宰府ICで九州自動車道に入る。この九州自動車道は片道3車線のところもあったりして、交通量がかなり多いと感じた。鳥栖JCTで大分自動車道に分岐し日田ICで降りて、福岡空港からは約1時間20分で日田バスセンターに到着。

JR久大本線の日田駅前の大型コインロッカーにスーツケースを預け、日田市観光案内所で「日田町歩きマップ」を頂戴しつつ「おひなまつり」の見どころを教えてもらってから、まずは徒歩15分ほどで豆田町(まめだまち)に来る。

写真(豆田町その1) 写真(豆田町その2)

この豆田町は、江戸時代には幕府直轄の天領であり、碁盤目状の町割りには当時の町人・商人の家々がそのまま旧家や資料館として多く残っていることで知られる。そうした歴史的背景もあって、毎年2月中旬から3月末にかけて町中で「おひなまつり」が開催されるわけである。

うーむ。何とも風情のある町並みではあるけれども、その細い道を自動車がびゅんびゅん通り抜けていく様子に、私は何か違和感を覚えてしまった。そう言えば、以前そんな本を読んだことがあるような気もする・・・って、まさにその通り。後日談ながら盛岡の自宅に戻って調べてみると、
久繁哲之介(2013/08)『商店街再生の罠 売りたいモノから、顧客がしたいコトへ』ちくま新書
で、この「レトロ商店街」が取り上げられていて、全く同じ点が指摘されていた。九州は東北以上にモータリゼーション(クルマ依存症)が進んでいるのかもしれないが、ここをスローシティ化すれば、町の魅力はもっと高まるのではないか。

何にせよ、外観だけでなく、伝統的な建築物の内部にも、いくつか足を運んでみる。

写真(廣瀬資料館) 写真(日本丸館)
写真(おひなまつりその1) 写真(おひなまつりその2)

儒学者・廣瀬淡窓の生家である廣瀬資料館と、かつて薬屋であった日本丸館。後者は館内での撮影が許可されていたので、ひな人形なども写真に収めることができた。

写真(麦屋その1) 写真(麦屋その2)
写真(麦屋その3) 写真(麦屋その4)
写真(麦屋その5) 写真(麦屋その6)

パラパラと小雨が降り出し、腹が減ったこともあって、「元祖豆田そば」を称する蕎麦屋に入る。もりそば大盛り(とろろ・おろし・鴨南せいろつゆ)・そば豆腐・吟醸甘酒付きの「麦屋三昧そば」を、昼食として注文する。

写真(天領日田資料館) 写真(草野本家)

さらに豆田町内を歩き、天領日田資料館と草野本家にも立ち寄る。後者は製蝋業や酒造業などを行い掛屋(銀行)や庄屋も務めた商家で、その財力・権力にモノを言わせた(?)ひな人形コレクションが圧巻(!)。係員がいちいち音声テープと指示棒で案内してくれるのも面白かった。写真撮影は不可であったため、百聞は一見に如かずといったところか。

写真(咸宜園教育研究センター) 写真(咸宜園その1)
写真(咸宜園その2) 写真(咸宜園その3)

最後に、咸宜園教育研究センターを訪れた。
とはいえ、紙幅の都合上、さらに次回の記事に続く。





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Last updated  2014.04.19 17:58:09



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