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カテゴリ:後日談
12月20日(水)。
晴れ。水戸の日最低気温は2.5℃(07:58)、日最高気温は12.5℃(15:02)。 さて。今季の「青春18きっぷ」は12月13日(水)に入手済み。その翌日の14日(木)に、1回目として“下総国一之宮”の香取神宮と“常陸国一之宮”の鹿島神宮へ巡礼してきた。今日は、その続きの2回目として“上総国一之宮”の玉前神社と“安房国一之宮”の安房神社&洲崎神社へ参拝しようと思い立つ。まあ、これは春季5回目の4月10日(月)の段で表明した“公約”の実行でもあるけれども・・・いずれにせよ、本日の行程は以下の通り。 水戸04:33→(JR常磐線普通、品川行き)→柏05:57/06:02→(JR常磐線各駅停車、代々木上原行き)→新松戸06:10/06:12→(JR武蔵野線・京葉線普通、海浜幕張行き)→海浜幕張06:42/06:46→(JR京葉線普通、蘇我行き)→蘇我06:58明け方。身支度を整えて、自宅を出発。 ![]() ![]() まだ暗い夜道を歩いて水戸駅へと向かい、駅の有人改札を通り抜ける際「青春18きっぷ」2回目に今日の日付を押印してもらう。 ![]() ![]() 勝田始発品川行きの常磐線に乗る。 ![]() ![]() 柏で、我孫子始発代々木上原行きの常磐線各駅停車に乗り換える。 ![]() ![]() 新松戸で、東所沢始発海浜幕張行きの武蔵野線に乗り換える。 ![]() ![]() ![]() ![]() 終点の海浜幕張で、東京始発蘇我行きの京葉線に乗り換える。 ![]() ![]() ![]() ![]() 朝。終点の蘇我で降りて、駅構内(改札内)にある生蕎麦の店に入り「かき揚げ天玉そば」を注文し、朝食としていただく。うーむ・・・私個人が過去にこのチェーン店を利用したのは 2022年6月17日(金) 「板そば」@藤沢店の3回かな。割と私好みの食感であったと思っていたものの、今回は麺の歯ごたえがやや柔らかく、ちょっと残念な印象を覚えた。 ![]() ![]() 続いて、千葉始発上総一ノ宮行きの外房線に乗車。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 終点の上総一ノ宮で下車し、徒歩10分弱で本日の第1チェックポイントである玉前神社に到達。近隣に高校があるらしく、通学路をショートカットして境内を歩く生徒たちもいて、彼らは鳥居で特に一礼もせず通り過ぎていく。うん、まあ、かつて若き日の私自身も作法を知らずに失礼なことをしてきたはずなので、何も言えねぇ。 で、こちらのご祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)。姉の豊玉姫命(とよたまひめのみこと)が出産した鵜茅葺不合命(うがやふきあえずのみこと)を養育した女神とされる。確かに“お母さん”っぽく優しく見守ってくださるような雰囲気を感じた。 ![]() ![]() 退出して上総一ノ宮駅へと戻る。途中の参道には和菓子の老舗がいくつかあった。 ![]() ![]() ![]() ![]() 昼前。当駅始発安房鴨川行きの外房線に乗車。 ![]() ![]() 終点の安房鴨川で、当駅始発木更津行きの内房線に乗り換える。 ![]() 館山で下車すると、改札外にはこんなお知らせが。もしも私の行動が1日遅かったら、ここまで来られなかったかもしれない。 ![]() ![]() ![]() ![]() ともあれ当地で昼食をとるべく、駅の周辺をぶらぶらして最初に私の目に留まった飲食店に入ると決めた。1977年創業で46年も続くカレーライスの店が駅前にあり、そこで「カツカレー(中辛)」単品を注文する。カツを揚げるのに数分を要すると予告されたが、それがなければ1分もかからずに料理が出てくるという迅速さが売りっぽい。なお「カツカレー」と言えば、6月13日(火)に某所で腹に収めた昼食を思い出すけれども、今日のコレは上出来。おいしゅうございました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 昼過ぎ。安房白浜行きのJRバス関東(南房州本線)に乗る。 ![]() 安房神社前で降りて、わずかに上りの傾斜のある脇道を進んでいく。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() こうして、本日の第2チェックポイントである安房神社に到達。こちらのご祭神は天太玉命(あめのふとだまのみこと)。出雲・阿波・紀伊・讃岐・筑紫・伊勢などに住んでいた忌部氏の祖神にして、日本の全ての産業創始の神であるという。特に阿波から黒潮に乗って当地へ移り住んだ開拓者が多かったため、同音の「安房」国と称するようになったとも伝わる。うん、何か大きくてどっしりとした力強さを感じた。 ![]() ![]() ![]() ![]() 退出して徒歩で10分ほど移動。「ふれあいショップ平砂浦」という地元農産物直売所の前にバス停「相の浜」があり、ここから館山駅行きのJRバス関東(洲の崎線)に乗車する。 ![]() 洲の崎神社前で下車。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本日の第3チェックポイントである洲崎神社に到達。かなり急な148段の石段を上る際にゼイゼイハアハアと息が切れ、途中で2~3回小休止をする羽目に。バスが通行する県道257号の付近と比べると、標高差は約30m。ああ、しんどい。 何にせよ、こちらのご祭神は天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)。先ほどの安房神社のご祭神・天太玉命の后神(きさきがみ)である。 ![]() ![]() ![]() ![]() で、「霊峰富士遥拝所」とあるので、足を運んでみたら・・・おお、はっきりと見えるぞ。 ![]() 房総半島の先端(チーバくんの“つま先”)から富士山を拝めるとは予想していなかったが、地図で確認すれば、伊豆大島と三浦半島の間に広がる海原の彼方にそびえるわけである。というか、シュタルクを透視したフェルンじゃないけど・・・三浦半島、ちっさ、みたいな。って、『房総(暴走)のフリーレン』? ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 折り返して石段を下り、県道を横断して浜に降りてみる。絶景やね。 ![]() ![]() 再び館山駅行きのJRバス関東(洲の崎線)に乗る。 ![]() ![]() ![]() ![]() 夕方。終点の館山駅で降りて、今度は上総一ノ宮始発木更津行きの内房線に乗る。 ![]() ![]() 君津で、当駅始発逗子行きの内房線に乗り継ぐ。 ![]() ![]() ![]() ![]() 東京で降りて、駅構内(改札内1F八重洲中央口の近く)にある肉蕎麦専門店に立ち寄り「冷から揚げそば」を注文し、夕食として頂戴する。ああ、これは美味しい。「当店の麺はガッツリ太麺」と自慢するだけのことはあり、歯ごたえが最高。“駅そば”ではトップクラスかと。朝食のリベンジ(?)を果たした気分ぜよ。 ![]() ![]() 夜。品川始発勝田行きの常磐線に乗車。いつもなら始発駅の品川まで移動するけれども、今回はタイミングが悪くて長く待たされるのは必至なので面倒くさくなり、東京から乗って車内でしばらく立つのを選択した次第である。 ![]() ![]() そして、水戸で下車。ふと天空を眺めると、南西の空には雲の隙間に月齢7.5の月が浮かんでいた。 帰宅後、遡って、夜。19時30分から20時までNHKのBSで放送された『美の壺』「あかあかと燃ゆる 炭」を録画しておき、後で見る。 続いて、20時から21時までNHKのBSで放送された『新 街道をゆく』「肥薩のみち」を録画しておき、後で見る。2022年8月6日(土)放送の「三浦半島記」、本年5月17日(水)放送の「北のまほろば」、6月14日(水)放送の「奈良散歩」、10月11日(水)の「近江散歩」「湖西のみち」に続く、シリーズ第5弾。今回の出演者は帯広の雷様・サンダー大河内、というか2013年の大河ドラマ『八重の桜』で西郷隆盛を演じていたので、これほど最適な人物もいないと思った。で、熊本から鹿児島への紀行を再現する番組の中で私の心に刺さったのは、自らのアイデンティティに苦悩する15代目の沈壽官氏へ送った司馬遼太郎氏の返信。 今の日本人に必要なのは、トランス・ネーションということです。うーむ、さもありなん。21世紀に生きる我々は、自己の内部にローカルとナショナルとグローバルを共存させる平衡感覚が必要なのであろう。 さらに、21時から22時までNHKのBSで放送された『フロンティア』「新発見 火星のオパール」を録画しておき、後で見る。 また、22時から22時45分までNHKの総合で放送された『歴史探偵』「徳川光圀 黄門さまの真実」を録画しておき、後で見る。ふっ、みたいな。 あと、ネットサーフィンをしていて、こんな記事が私の目に留まる。 1)【立場という仮面をかぶる】心理的安全性を高める質問の方法コメントは基本的に省略するが、13)・25)・27)・29)・32)・51)・54)・59)・60)・61)・66)などが特に興味深く感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.16 19:37:58
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