寒緋桜
寒緋桜 (ことリュウキュウヒカンザクラ) 中木 常緑広葉樹 バラ科 学名:Prunus campanulata Maxim. 英名:Taiwan cherry 別名:緋寒桜 開花期は1~2月。沖縄、台湾、中国南部に分布する。ヤンバルの里はこれからが見頃になります。花は濃紅色で下垂状の釣鐘形、花冠は1~2cmくらいの6~7裂した高杯状。染井吉野-ソメイヨシノとは比較できませんが、小振りな花で梅の花に似たピンク色です。1ケ月くらいは鑑賞できます。落花は徐々に進み、花吹雪となって一斉に散ることはありません。葉は楕円形~卵状長楕円形で葉縁は鋸形、葉長は8~12cm。実は卵形の核果は約1cm、3~4月に赤熟する。日本一早いさくらです。これからが最盛期になります。沖縄の早春を彩る代表的な花木です。本部町八重岳ではいち早く1月20日にさくら祭がはじまりました。機会がありましたら沖縄ヤンバルの里山の寒緋桜をご紹介いたします。