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2021.05.02
XML
カテゴリ:邦画
2220 黄泉がえる少女


※ジャケット(オモテ面)

【 スタッフ 】
・監督・脚本 溝口耕介

【 キャスト 】
・枡貫七月子
・柴崎ユウ子
・海徳桃代
・大山 果
・豊嶋里奈花
・梅田脩平
・竹中春葉
・三坂賢二郎
・ジミー・カーチス


※ジャケット(ウラ面)

【 仕 様 】
・型  番  DC-254
・製作年度  2018年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  株式会社チャンス イン
・販 売 元  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替演出  ----
・制作協力  ----
・日本公開  ----
・リリース  2018.08.03
・収  録  本編 79分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ
・音  声  1.日本語
         (2.0ch ドルビーデジタルステレオ)
・字  幕  ----
・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【 ジャケット 】
・オモテ面:お母さん、
      もう一人にしないで
・ウラ面 :幼児死体遺棄をめぐる、
      身の毛もよだつ恐怖の物語
        「あの日」埋めたはずの
        少女が何度もよみがえる…

イメージ・イラストのジャケットは、暗く不気味で、悪くない出来映えだ。でも、この少女は、これで良いの? なんかイメージがちょっと違うような気がする。(苦笑)
ウラ面も、半分は、イメージ・イラストだ。おかげで[本編画像]は小さくて、何が映っているのか分からない有り様。[クレジット]の情報量も少ない。[イントロダクション]もないしね。本編同様に、消化不良のジャケットだ。(苦笑)

【 感  想 】
「「あの日」のことを知りたい」

ちょっと地味なホラー映画。消化不良なところがあって、いまいちストンと納得できないのが難点。ただ、真面目に撮ろうとしているし、女優さんたちも真剣に取り組んでいる。そこだけは評価したい。(笑)

――夫と娘の三人で暮らす優美には、秘密があった。それは、学生時代に紗英の赤ん坊を亜子と弘美と一緒に山中に埋めたことだ。大人になった今も、遺棄した罪に苛まれている。そんな優美の気持ちに反応してか、娘の怜奈が夜毎うなされている。そのことも気になって仕方がない。久しぶりに弘美と再会したことで、優美の裡に「ちゃんと整理したい」と言う思いが強くなって行く。
……というお話し。

学生時代に 4人の間でどんなことがあったのか、セリフで明らかにはされない。彼女たちは、「あの日のこと」「埋めた」としか言わないので、どんな経緯で、どんな悪いことをしたのかハッキリしない。そもそも誰の子なのかも分からない。だから、「たぶんこういうことだろうなぁ」という顛末を粗筋に書いた。なので、正しくないかも知れませんが、ご容赦下さい。(笑)

――優美が紗英の家を訪ねるが、まるで誰も住んでいないかのように寂れていた。それでも紗英と会うことは出来たが、ひどい有り様だった。聞けば、電気やガスも止められていると言う。そして、何よりも異常だったのは、「あの日」、みんなで埋めた赤ちゃんが大きくなって戻って来たと言う。けれど、死んでしまったので上階で寝かせていると言われ、優美は愕然とする。家に入った時の異臭は、そのせいか。確かに、上階には小学生くらいの女の子の遺体が寝かされていた。
……という展開。

この後、新興宗教団体の《始末屋》の兄チャンが出て来て、少女の遺体を片付けるのだが、その胡散臭い感じが妙にハマっていて面白かった。背広を着て丁寧な日本語で話すヤクザは珍しくもないが、それが新興宗教団体の一員ってトコがリアルだと思う。(苦笑)

――その後、 4人で供養したはずの少女の遺体が、何故か戻って来てしまう。はじめは紗英が掘り返したのではないかと疑ったが、始末する度に戻って来てしまう。あの少女は誰なのか、何故戻って来るのか、優美たちは妄執に取り憑かれて行く。
……ということでクライマックスへ。

始末屋が湖に沈めたバッグからは遺体は見つからなかった。始末屋も「付き合ってやっただけだ」と言う。では、 4人が遭遇した怪異は何だったのか? 集団ヒステリーか? すべて優美の幻覚か? 死体が戻って来るというミステリー風のアイデアなだけに、観客としては合理的な説明が欲しかった。その上で霊的な存在について言及しても構わないが、ひとまず落ち着かせてくれないとフラストレーションが残る。映画がエンターテイメントである以上は、観客がいることを前提に撮ってくれないとマスタ○ベーションで終わってしまう。そんなの誰も観たくないよ。(溜息)

スタッフもキャストも知らない方ばかり。映画づくりに慣れていなかったんだろうなぁ。
雰囲気は悪くなかったので、また別なアイデアで、今度はじっくり脚本を推敲してから撮って下さい。お願いします。(笑)


※関係する作品を検索出来なかったので、『呪怨』関係のリンクを残しておきますね。(苦笑)

【 『呪怨』シリーズ 】
『2209 呪怨 [ビデオオリジナル版]』
『2210 呪怨2 [ビデオオリジナル版]』
『2211 呪怨 劇場版 [デラックス版]』
『2212 呪怨2 劇場版 [デラックス版]』
『2213 呪怨/白い老女』
『2214 呪怨/黒い少女』
『2215 呪怨/終わりの始まり』
『2216 呪怨/ザ・ファイナル』
『2173 貞子 VS 伽椰子』
『2217 THE JUON -呪怨- ディレクターズカット』
『2218 呪怨/パンテミック -爆発感染-』
『2219 呪怨/ザ・グラッジ3』

【 清水崇監督関連作品 】
『1365 バイオハザード/ヴェンデッタ [ブルーレイ+DVD]』





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Last updated  2021.05.02 05:30:06
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