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プロフィール

へっぽこ隊長007

へっぽこ隊長007

2012年11月04日
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カテゴリ:奥秩父
ネットで奥秩父の事を調べているうちに赤岩岳と大ナゲシという山があることを知りました。

奥秩父と西上州の境目でしょうか。
どちらも両神山のならびの赤岩尾根にある山です。
八丁峠から行くとなるとザイルが必要とのことです。
なので、僕には無理。
この辺の山はきつい(クライミング技術とか必要)と思っていたので。

でも一般技術で登れるのなら行ってみたいと思いました。
赤岩岳から八丁峠へは(その逆も)ザイルやクライミング技術が必要なんですね。
落ちたら死が待っているような岩場ばかりみたいです。
赤岩岳からの岩場を見ればわかります。

熟練者以外は、赤岩峠から行くみたいです。
赤岩峠へは埼玉側と群馬側からアクセスできます。
この赤岩峠は、その昔、群馬と埼玉を結ぶ重要な商業路だったみたいです。
馬を連れた人が往来していたのですから。
今はその面影もありません。

さて、僕は埼玉側からのコースを取りました。
中津川を経由するか小鹿野からにするか迷ったけど、林道なら以前八丁隊道に行った経験から志賀坂トンネル方面から行くことにしました。
ニッチツ鉱山宿舎近くの道路に車を停めて、登山口へと向かいます。
敷地内はホントは立入り禁止みたいですが。
しかし、この赤岩峠へは道標とかあまりないし、えだ道とかあるし、地図とテープが頼りでした。

地図とは、2万5000分の一の地形図で、現在地の確認は頻繁にしました。
2万5000分の一の地図は、ほんとありがたいです。
単独行で初めてのコースでは、地図持参はもう当たり前です。


11月2日
今回のコース
小倉沢(ニッチツ鉱山宿舎(廃墟))⇒赤岩峠⇒赤岩岳⇒赤岩峠⇒大ナゲシ⇒赤岩峠⇒小倉沢

コースタイムは赤岩峠までは片道約一時間ですが、その後はバリエーションなのでコースタイムとかありません。


PB020027.JPG
道路わきに車を停めます。

PB020006.JPG
これから登る赤岩岳が見えます。二子山みたいな感じですかね。


最初は、沢筋に上りますが、だんだん斜面が上がるにつれ、小尾根に進み、この尾根をのぼります。
すると広い斜面に出て、ここをジグザグに上ります。
そうすると

PB020009.JPG
赤岩峠に出ます。約50分ほどですね。


峠は、かなりの強風で寒いです。さっさと赤岩岳にいきます。

赤岩岳には最初尾根方面に進み、すぐ途中からテープのあるまき道へとすすみます。
踏み跡があるので迷うことはないでしょう。

でも、ときどき振り返り、斜面を見てそれを記憶しておきます。
迷い防止です。
この振り返り、けっこう重要ですよ。
上りと下りでは印象がちがうことがいっぱいあるので。
峠へ登るときも時々これをやりました。


PB020013.JPG
ネットでみた岩場です。ここは下りの方が怖い。クサリとかありません。


このあと痩せ尾根があるので慎重にすすみます。
あとは樹林帯を上るだけですね。


PB020010.JPG
赤岩岳の山頂です。

PB020012.JPG
景色いいです。

PB020011.JPG
大ナゲシがみえます。右手のとんがりです。

赤岩峠に戻ります。
なぜ、峠はこんなにも風が強いのか。
さっさと、大ナゲシです。

PB020014.JPG
大ナゲシへの途中、赤岩岳がよく見えます。事前に調べとかないと、どこを上るかわかんないよなあ。

大ナゲシへは、雁掛峠に至る前のピークの手前を右手に折れます。標識などありません。
テープがありますが、地図をよくみて自己判断が必要です。
山頂へは、岩場が二度ほど出てきます。
山頂手前は、大したことないです。三点確保できればどうということもないです。

最初の岩場が問題です。
ここはネットでみた鎖があるというマキ道に行くことにしました。
マキの鎖場ですが、ネットでは新しい鎖になっているとのことでした。
が、この鎖、鎖というよりもチェーンですね。工事用にあるような感じです。
ひえーです。
ないよりはいいんだけど、頼りないんですよねえ。
これに、命かけるのはイヤだなあと思いました。
なので下りは、垂直の岩場にしました。

PB020016.JPG
大ナゲシ山頂です。

PB020023.JPG
ちょっと早いけど、お昼にします。この山頂は風を遮ってくれてます。

PB020021.JPG
良い天気です。

PB020017.JPG

PB020020.JPG
宗四郎山がみえます。


景色を満喫したので、そろそろ下ります。


PB020024.JPG
さて、下りの岩場です。

この岩場ですが、途中、手掛け足掛けがあまりなく、どこに足をやるかちょっと迷うところがありました。
ビブラム靴でないときついかと思える部分があります。
また、ロープがはなはだ頼りないんです。
細いし、途中切れかかってるところもあるし。
全体重かける気にはなれませんでした。

でもどうにか下りれました。
この垂直こそ、クサリをかけるべきではないか。
これなら、クサリのマキ道のほうが安全かなあ。
まあ、バリエーションルートだからなあ。

PB020025.JPG
大ナゲシ全景です。


とにかく、無事に行って来れたのでよかったです。

赤岩岳も大ナゲシも、危険だけどいい山でした。
地図を読めるようにしてから行った方がいいですね。

もし、行ってみようと思う方は、くれぐれも気を付けて。

おわり。






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最終更新日  2012年11月06日 12時19分57秒
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