[八ヶ岳]の記事一覧 | 山とボードのブログ

蓼科山

山に行くのも一苦労です。本当は、尾瀬の至仏山か燧ケ岳、もしくは武尊山あたりに行こうかと思っていたのですが、なかなか休みが取れなくて。行っても次の日に疲れが残るのはマズイし。仕事にならないから。ならば簡単に行ける山という事で、調べたのが美ヶ原・霧ヶ峰・そして蓼科山。美ヶ原も霧ヶ峰も子供のころに行っているのであまり食指が動かなかったのです。でも蓼科山は北八ヶ岳の中でも最北端にある２５００メートル級の山です。で、行ってみました。行ったのは８月の終わりごろで、休みがトビトビで一日しかないけど思い切って行っちゃえ。パッと行ってパッと帰るんだ。深夜の１時に起きてひた走りました。蓼科山７合目駐車場に着いたのは６時少し前です。先に停まっていた車は２台だけでした。トイレ行って準備してすぐに出発です。いつもの通り。登山口です。山頂ヒュッテです。山頂です。蓼科神社です。ちゃんとお参りしましたよ。２５００メートル級の山です。高山病が出る可能性が高いのでゆっくり上りました。山頂までの標準タイムは１時間４０分くらいですが、２時間かけて上りました。蓼科山荘、登山バッジはここでゲットです。蓼科山荘からの登山道は、岩の道です。最近は岩がゴロゴロしているところは好きでなくなりましたね。疲れるんですね。おまけにけっこうな急登です。ひっくりかえったらやばそうです。そんなこんなでどうにか山頂にはたどりつきました。この日は曇っていて、おまけに寒くて上にソフトシェル着ましたが、登るにつれて暑くなりました。最近の温度はむずかしいです。山頂に着いて神社にお参りしたら下山です。長居できるほどの気候じゃなかったので。風も強くて、寒いんです。ヒュッテの人は半袖でしたが。少し前までは、気温が３８度近くまであったのに、このごろでは３０度下回るだけで寒く感じるとは、人間の体って不思議です。とにかく登頂成功なので後はさっさと帰ります。そうそう蓼科山の近くにあるキャンプ場で、いいかなって思った所があります。一泊一人３００円です。その名は夢の平キャンプ場です。蓼科山の情報を検索していて知ったキャンプ場です。安いの一言です。当然設備は、値段から察してくれって感じですが。でも、山のテント場の事を考えると超安価ですね。ホントは利用者のみ入場可ですが、ちょっと見てきました。山の斜面に作られたキャンプ場です。下に見えるのは道路わきの駐車場です。こんな感じでスノコがあります。ここにテント張るのかな。水場もちゃんとありあます。トイレは簡易式みたいですね。値段にはかえられません。オートキャンプ派には不便かもしれないけれど、こういうキャンプ場もいいもんですよ。山の上のテント場と比べると格段の差がありますから。不便を不便と感じず、楽しめたらいいですね。

八ヶ岳ふたたび　　その二

八ヶ岳にふたたびやってきました。山はやはりいいです。北八ヶ岳の天狗岳（2646メートル）に登ってみたかったので、今回は白駒池から周回することにしました。稜線を歩くので楽勝かと思ったのですが、そう簡単ではなかったです。中山峠までは石と岩の道で歩きにくいこと。おまけに雨が降り、寒くて。では、つづきです。東天狗の山頂です。西天狗は今回は行きません。次の楽しみにとっておきます。黒百合ヒュッテに向かいます。天狗を振り返ります。雨が激しくなってきました。サイズを間違えました。岩間を抜けます。これもサイズ違いです。黒百合ヒュッテです。ここでいつもの通り、ラーメンをいただきました。写真はなし。思っていた以上にお腹が空いていたみたいで、カメラのことなど気づきませんでした。食べ終わって外に出てから気づいたくらいです。トイレです。ここは200円です。ちょっと高くね。テント場です。テン場はスノコが使えるみたいですね。中山峠にまた向かいます。木道です。稲子岳方面かな？歩きやすい道が続きます。にゅうへの分岐です。あのとんがりがにゅうです。人がいるのが見えます。岩が突き出たところです。てっぺんの岩です。乗ってるだけですね。落ちないか、こわいです。下を振り向いたところです。断崖からのぞきます。岩がおちてますね。分岐にもどります。白駒池に出ました。木道を延々と歩きます。白駒荘です。以外と大きな小屋です。池の向こう側にテント場があります。青苔荘のテン場でしょうか。なんだかんだで9時間ほど歩きました。ちょっと疲れました。寒いけど人がいっぱいいます。白駒池は観光地ですね。スカート姿の女性とかいます。まあ、いいけど。でも靴くらいはアウトドア用履いたほうがいいのでは。あぶないよね。南八も北八もアプローチが短くて歩きやすいのが八ヶ岳のいいところなのか、人がいっぱいきてます。おまけによさそうな小屋もいっぱいあるし。なかなかですよ。八ヶ岳。人気があるわけです。とりあえず今回で高山は終わりです。あとは2000メートル級の山かな。おわり。

八ヶ岳ふたたび　その一

今年は北アルプスや八ヶ岳に行ったので、もういいかな、と思っていたのですが、やはり血が騒いでしまったのです。高山に行きたい。で、今回、比較的穏やかな山容の北八ヶ岳に向かいました。日程　2010年10月9日コース白駒池⇒高見石小屋⇒中山⇒中山峠⇒東天狗岳⇒黒百合ヒュッテ⇒中山峠⇒にゅう⇒白駒池と、周回コースをとることにしました。もちろん日帰りです。朝6時50分ころに白駒池にある有料駐車場に到着。駐車場の写真撮り忘れました。さすがにこの時間だと係りの人はいません。トイレあり。50円のチップトイレです。水洗、紙あり。ここで40分ほど休憩。実際は40分休憩していたのではなく、朝コンビニで買った漫画を読んでいただけです。でも、これで高度順応できればそれでいいわけです。で、7時30分出発です。国道299号を横切り白駒池方面に向かいます。いきなりですが、山道に入ります。穏やかな道です。色づいています。高見石小屋方面への分岐です。標識通りに向かいます。しばらく歩くと高見石小屋です。デッキがありますね。よさそうな感じです。向こうにあるのはトイレでしょうか。テント場はどこかなあ。ここは通年営業だから、こんど泊まってみよう。今回は通りすぎます。この辺りのガレ道で、石というか岩というかゴロゴロしていて歩きにくいです。石ばかりの道はキライさ。稜線近くです。風がすごく強い。上に出たみたいです。せっかくの景色なのに雨模様です。ここが展望台ですね。雲の流れが速い。西天狗から東天狗の稜線ですね。先を急ぎます。途中の切れ間から。にゅうへの分岐ですね。こういう道はいいですね、歩きやすい。天狗です。中山峠です。さあ、天狗にのぼります。雨が吹き付けています。雨よりも風ですね。ここで登山者ふたりが登頂をあきらめました。聞くとローカットの靴なので滑ってだめとのことでした。このくらいの雨風なら奥秩父の両神山や奥武蔵で何度もあじわっています。低山歩きはだてじゃないです。なので私は行きます。かなり登って振り向くと黒百合ヒュッテが見えます。途中の黒百合平への分岐です。根石岳への稜線でしょうか。西天狗です。来ました。東天狗の山頂です。登ってきたところを振り返った岩です。切れ落ちています。稲子岳方面ですかね。爆裂火口が見えます。風雨が激しいので長居はできません。とっとと退散です。この後は黒百合ヒュッテに向かい、昼メシだ。つづく。

八ヶ岳（三山縦走　後半横岳・硫黄岳）

八ヶ岳続きです。横岳に向かいます。横岳には最大の難所「蟹のよこばい」というクサリ場があります。ちょっと不安です。赤岳です。行者小屋が見えます。展望荘です。横岳に向かい、進みます。二十三夜峰です。どんどん行きます。クサリです。狭い。見上げます。楽しそうです。見おろします。先へすすみます。手前を右に、次に左に巻きます。クサリです。クサリの連続です。深呼吸して体調をととのえます。大権現です。左にまきます。また、階段です。三又峰です。奥の院はガスってる。二番目の梯子です。この上が・・山頂です。びっくりです。この人ガケ側からきました。ザイルの先は見えません。蟹の横ばいに向かいます。階段にでます。見上げます。この先がたてばいです。下りた位置からたてばいを見上げます。ここが横ばいです。途中で東側にまきますが、たいした事なかったです。名前負けしてるよね。奥の院を振り返ります。硫黄岳に向かいます。硫黄岳山荘です。大きなストーブがあります。定番のラーメンと生ビールです。おいしかった。神社です。さて山頂を目指します。山頂です。爆裂火口です。標識です。白く見えるところが赤岩の頭？赤岳がよく見えます。へへへ。標識です。ん、？ここが赤岩の頭の山頂でした。さて、残念ですがデジカメのバッテリーが切れました。ここから赤岳鉱泉に下り、そこから美濃戸へ行きました。鉱泉から美濃戸までの林道は長いので、ちょっとウンザリして、かなり疲れました。こうして初めての八ヶ岳は無事に下山できました。岩場やクサリ場の連続でしたが、すっごく楽しかった。でも、体力的には日帰りはきついですね。終わり。

八ヶ岳（三山縦走、前半赤岳）

初めての八ヶ岳です。八つの峰があるわけですが、初回なのでやはり主峰赤岳は行かなきゃ、と思いました。標高２８９９メートル。常念岳より高い。日程　2010年9月18日今回のコース美濃戸⇒行者小屋⇒地蔵の頭⇒赤岳⇒地蔵の頭⇒横岳⇒硫黄岳⇒赤岩の頭⇒赤岳鉱泉⇒美濃戸日帰りではきついかな。高山病がでるかもと、ちょっと不安。今回、高山病対策の呼吸法を学んだので、それをためすのもいいかな。なので、赤岳・横岳・硫黄岳を縦走してみようと思いました。高山病がでたら、下山すればいいし。９月１７日２１時３０分に自宅を出発、高速で一路諏訪南ＩＣをめざします。途中３時間ほど仮眠して、翌１８日朝４時に美濃戸の赤岳山荘さんの駐車場に着きました。着いてビックリ、駐車場はあと３台分しか空いていませんでした。みんな、早や。と、言うか三連休だからか。山荘のおじさんがいて、どこに停めるかの指示と料金の徴収をしてました。今日は日帰りなので、すぐにいろいろと支度して、４時４０分ころに出発です。朝の４時４０分だと、まだ真っ暗です。かなり見えにくいけど南沢と北沢への分岐です。そのままのぼります。３０分もするとだんだん明るくなってきました。例によって少々ピンボケ。で、２時間くらい歩いているとひろい所にでます。しばらく行くと行者小屋に着きます。ベンチがあります。その向こうにテント場が見えます。朝の６時半頃なのに、もうテント張ってるし。ここで少々休憩した後、地蔵の頭に向かい出発します。どこもチップトイレが当たり前になっています。だいたい１００円ですね。ここの水場はよく出ていました。小屋の裏手に地蔵の頭への登り口があります。途中には崩れたところが見えます。ジグザグに登って行きます。この階段からが、急になっていきます。けっこうな急斜面です。かなりの急な階段とクサリ場です。階段の上のクサリ場は緊張ものでした。岩場・クサリ場の連続です。いやはや、かなり恐怖感がありました。久々です。途中にあるお地蔵様にお参りします。このころからかなり風がふいて、寒いです。ガスがかかっています。あとすこしです。このクサリ場を抜けると出ました。地蔵の頭です。寒いので、すぐに風の当たらないところでジャケットを着ます。ガスっていてもやはり山は美しいです。地蔵の頭から赤岳展望荘までは約５分です。横岳に向かう時にトイレを借りました。１００円です。そのまま通り過ぎます。山頂を目指します。が、山頂は見えません。常念みたいにガレ場ですね。常念と違うところはクサリ場があるところです。でもクサリは必要ないくらいです。三点確保で充分でした。今回はスカルパの登山靴でしたので、岩場も歩きやすかったです。ビブラムソールの違いがよくわかりました。あれこれ考えながら登っていくと、途中赤ちゃんを背負った若いお母さんに出会いました。すごい。がんばるな。でも写真は撮っていません。元気に下りて行きました。負けていられないと思い、歩き始めました。展望荘から約４０分ほどで・・・頂上山荘が見えました。帰りにこちらで山バッジを買いました。山頂はこの小屋のすぐ向こうです。ここが山頂です。一等三角点です。かなりガスっているので、何にも見えません。何にも見えないのでさっさと下ります。落ちたら命はなさそうな場所があります。途中で登る人たちを振り返ります。下りるとよくしたもので、ガスがとれて山容がよく見えます。なんだよ、くそ。阿弥陀岳が見えます。手前が中岳です。山頂は２８９９メートルで、息は切れましたが頭痛はしませんでした。たぶん呼吸法のおかげでしょうか。不安がなくなり、多少でも自信がつきました。男性は腹式呼吸ができていますが、特に口を丸めて息を出すことを心がけるそうです。大きく吐けば大きく吸えるからです。つまり深呼吸を常にやっているイメージでしょうか。今回は頭痛はありませんでした。痛くなりそうな感じはありましたが、その都度これをやると痛くならなかったです。さて、それでは横岳から硫黄岳に向かいましょう。後半へ続く。