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カテゴリ:奥秩父
前々回、ダメだった雲取山に再挑戦です。
そして、プラス飛龍山にも行ってみることにしました。 雲取山は何度かのぼっているのですが、雲取~飛龍間の奥秩父主脈縦走路というのを歩いてみたかったのです。 コースタイムをみると鴨沢を出発、雲取・飛龍をへて丹波山村に下山だと約11時間です。 そんな長時間歩けるか心配でしたが、ダメなら引き返せばいいし。 やばくなったら、雲取山荘や三条の湯に泊まるという手もあるし。 あと、丹波山村には温泉があるんですよね。 山歩きの後の温泉は、体がとろけそうだからね。 そして行ってきました、5月10日に日帰りで。 所要時間は都合13時間かかりました。 朝の4時40分に鴨沢の駐車場を出発、雲取山から飛龍山をへて丹波山村に下山、下山時間が17時40分頃なので、ちょうど13時間かかったことになります。 疲れ果てて、ほとんど写真とっていません。 休憩は一時間に5分程度、必要に応じてもう少し。 鴨沢~雲取 ほとんど安心して歩ける登山道です。急な岩場もないし、ザレ場やガレ場もありません。 一歩一歩確実に歩くためのいい練習場かもしれません。距離の長さを別にすれば、フラットフィッティングなんかの総合練習にいいかも。 一リットルの水は持っていますが、念のため堂所手前の水場で給水。 この日は、早朝は肌寒くて、息が白く見えたのでサポートタイツ履いていましたが、途中から暑くなり脱いじゃいました。この時期はレイヤリングがむずかしい。 というか、この日の気温がおかしかった。 しばらくすると、ものすごいいきおいで登ってくる人に追い越されました。その人は僕がもうすこしで雲取避難小屋というところで下りてきました。いつもあんな感じで歩いているのかなあ。すごいけど、自分には自分のペースがあるから、惑わされてはいけない。同じように歩くこともできるけど、ぼくは飛龍山にも行くんだから。 ま、楽しみ方は人それぞれだからな。 さて、七つ石山ルートはスルーしてブナ坂に向かいます。奥多摩小屋の上でマキ道をいく。富田新道と合流する道です。 鴨沢から4時間20分ほどで雲取避難小屋に到着。小屋のベンチで休憩しました。 山頂はスルー。 気分的にも結構きつい。弱虫の芽が出てきましたが、続行です。 ブナ坂。 奥多摩小屋。 これから行く飛龍山です。 雲取~飛龍 疲れてきました。 この間の登山道は、けっこうな登山道です。けっこうというのは、細くて落ちたらやばそうなところがいくつかあります。 ササがうるさい。藪漕ぎではないけどね。 コースタイム3時間30分ですが、4時間近くかかりました。 飛龍山もピークはスルーしました。というか、疲れちゃってぜんぜん登る気にはなれません。 樹木に囲まれた展望のまったくない山頂だし、そもそもピークハンターでもないし。 この登山道で会ったのは、同じ方向に向かうテント装備の女性と飛龍方面からきた女性の二人のみでした。 僕よりも元気そうです。 女性にはまけるなあ。 でも、ここはどちらかというとマイナールートなんだけど。 そういえば雑誌PEAKSには奥秩父特集が出ていたな。 三条ダルミ。 狼平。 こんな橋がいっぱい出てきます。 北天のタル。 山頂への分岐。 飛龍権現の分岐。 飛龍権現。 飛龍~丹波山間 前飛龍からの急坂はけっこう急です。油断するとあぶないでし。 あといくつか小ピークがあったのですが、すでに足にきていて多少の登りすら嫌になっていました。 上りが、嫌で嫌で仕方なかったです。 サオウラ峠までが、長くて長くていつまでたっても着かないのです。もう膝がわらっていました。 気付くと足取りがかなり遅くて、このままだとバスには間に合うかもしれないけど、温泉には間に合わないかも。 で、急ぎました。 サオウラ峠です。 峠からの下りは急で、ザレ場がいっぱいあります。 落ちたら木がないのでやばそうです。 また村が見えているのに、なかなか着かないのです。 もう一度歩けと言われたら、ごめんなさいかな。 鴨沢に車を置いているので、バスで移動です。 でもバスの時間まで1時間以上あるので温泉にいきました。 下山口近くで畑仕事しているおじさんにあいさつしたんですが、まだ飛龍山には登っていない、地元だからいつでも登れると思っていると、いつまでたっても登れないといってました。 そのおじさんが、温泉まで車で送ってくれました。よほど疲れた顔していたのでしょう。 ありがとうございました。 のめこい湯は最高でした。送ってくれたおじさんが言っていたのですが、源泉かけ流しだそうです。 かなり疲れたけど、長時間歩けるという自信にはつながりました。 でもテント背負ったらどうかなあ。 僕の行動時間はだいたい一日6時間程度、長くても8時間以内の方がいいみたいです。 少しずつ歩荷訓練していこう。 あと、お粗末な話ですが、飛龍山から下りて行くときに3回ほどこけてしまい、かなりヤバイ思いをしました。 遭難は下山時に多いというのは、本当ですね。 一度は鹿がいて、それに気を取られてつまづき、崖下に落ちそうになりました。後は急坂を下りている時にソールが滑り、転びました。 集中力は切れていました。 計画に余裕を持たせることは、非常に大事だと思います。 とりあえず、無事に下山できました。 山の神様ありがとさん。 今回の装備品です。軽量化を意識しました。 ザック ノースフェースSPINDRIFT(700g) 雨具(650g) ツェルト(330g) 救急キット(225g) コッヘル一式(エスビット固形燃料310g) 食料(非常食含み500g) 水(1000g) 水筒(プラティバス 50g) アイゼン(4本爪 365g) ヘッドランプ等小物類(215g) デジタルカメラ(230g) 着替えの下着(上下200g) 合計4775g でした。 アイゼンは全く必要なかったです。 おわり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月17日 21時59分49秒
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