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カテゴリ:奥秩父
奥秩父の名峰・秘峰、和名倉山。
別名白石山。 和名倉は秩父側の名で、白石は山梨側の名称らしい。 埼玉県内で唯一の独立峰。 三峰から雲取への稜線上にある霧藻ヶ峰から見えるでっかい山塊です。 今まであまり行く気になれなかった山です。 なぜなら山頂は樹林帯に囲まれていて展望はないし、一般登山道は山梨県側からしかなく、それ以外は熟練登山者しかいけないバリルートというものだからです。 そして最大の理由は遭難者の多い山だからです。 いつかは行くかもと思っていたのですが、そんなこと言ってたら行けないぞと。 僕は熟練登山者じゃないから、山梨県側からの登山道を利用して行ってきました。 そうそう今回は2万5000分の1の地図を本屋さんで買ってきました。 一応気合い入れました。 本当はプリンターが壊れて印刷できないんだもん。 いつものように仕事が終わって、家に帰って食事してから出発したのは夜8時半ころです。 途中青梅市の市営駐車場で仮眠を取り、夜中の3時頃に再出発です。 一之瀬高原民宿みはらしさんの駐車場に着いたのは朝5時半ころです。 前日電話で早朝の場合、戻ってからの支払いでいいと確認済みです。 すぐに準備して出発しました。 以前来ているところなので、途中までの道は分かっています。 将監峠方面に進み、途中牛王院下から七つ石尾根を登り牛王院平をへて山の神土を目指します。 山の神土です。 CT2時間10分ですが、1時間半で来ちゃいました。 まずい、飛ばし過ぎだ。 ゆっくり歩いたつもりなんだけど、この辺は以前熊に遭遇したところなので、焦っていたのかも。 気を取り直して先に進みます。 問題はここからです。 僕にとって、ここからが実質スタートなのです。 初めてのルートですし、他の方のブログやヤマレコだと笹藪が待っているとのことなのです。 藪漕ぎは大嫌いです。 笹がひどくて、登山道をロストしてしまったという記述もありました。 途中にある水場です。 過ぎればこんな笹道です。振り向いて撮りました。 思ったよりもひどくなかったです。 踏み跡もわかるし、ピンクのリボンもところどころにあるし、少々不明っぽいところはかき分ければ分かります。 あれっと思っても、よく見れば分かる道です。 ぼくには普通でしたね。 でも、初心者やこういった所を歩きなれていない人にはきついかも。 ここで分からなくなった人は、もっと低山のいろいろな登山道を歩くべきでしょう。 低山だと登山道以外の作業道や獣道なんかもいっぱいあるので、登山道かそうでないか見極める目を養うべきです。 ちょっとえらそうに書きましたが、老婆心からですので。 リンノ峰?が見えます。 左に巻いています。 頑張って歩くと 西仙波。 和名倉山が見えます。 東仙波。 ここ東仙波からが、長かった。 途中途中で、高度計と地図を確認しながらすすみます。 東仙波からは高度差50メートルほど下ります。吹上の頭は巻いていくし、ハ百平から先には登りが待っていることを地図が教えてくれます。やはり2万5000分の1の地図は便利です。 川又分岐。 二瀬分岐 右側の枝ににピンクのリボンがあります。その下をかき分けてすすむんだけど、枝が跳ね返って顔に当たり痛かった。 山頂です。 さあ、戻ります。登山は、ちゃんと下山してこその登山ですからね。 さらば和名倉山。 リンの峰、唐松尾山に至る稜線。 うっすらですが富士山も見えました。 富士山です。 絶景ですわ。こういう景色最高。 将監峠 将監小屋。営業してました。 無料の公衆バイオトイレです、ありがたい。 テント場、なつかしい。 駐車場に戻ってきました。 いやあ、長かったです。 往復で9時間以上かかりました。 アップダウンが多くて、最後の方は膝にきつった。 前の週に仙人ヶ岳に登っておいてよかった。でなければだめだったかも。 膝を使わない歩き方を意識しないとダメだなあ。 和名倉山の山頂は樹林帯の中にあり、薄気味悪いし、面白みもないけれど、というか真っ平だから木を切っても展望はきかないな。 でも、途中で見える景色は最高でした。 雲取山から三峰山への稜線、唐松尾山から雁坂峠方面への山並みは絶景でしたね。 そうそう、この日は秋も深まり、風も強くて寒かったです。 紅葉も色づき始めたという感じです。 来週以降が楽しみでしょうね。 途中で会ったのは単独登山者とトレイルランナーの二名のみ。登山者は半袖姿でしたが、テント一式かついでいたからなあ。 ちなみにぼくは寒がり屋なので、ロンTにソフトシェルでした。暑いやら寒いやらで困っちゃいます。 和名倉山、二度と来ることはないと思うけれど、趣のある山でした。 おわり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月24日 06時26分38秒
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