山とボードのブログ

奥秩父の笠取山に行ってきました。
奥秩父、意外と遠いです。
行くとしたら、早朝の３時か４時頃に出発しないときつい。
最近は、朝早くに出るのがおっくうになってきました。
そんな年なんですよねえ。
そこで近くにあるキャンプ場に宿泊して、当日登山口に行く方法を取りました。
朝、普通に起きてもぜんぜん余裕。
キャンプも楽しめて登山もできる、一石二鳥です。
行ったのは１０月１７日・１８日です。

丹波山村にある東キャンプ場さんに泊りました。
去年一度利用しているので、様子が分かっています。
河川敷がテントサイトですが、今回はマイナス２０度対応のシュラフを持参しています。
この日は雨上がりでかなり気温が低くなり、結果OKでした。
翌日は今季最低気温でもあったので。
この日の宿泊キャンパーは、僕を含めて２組でした。ソロばかりです。


テントとタープ張りました。


風が強いので、リフレクターを作りました。


中央にも難燃シートで。



かなり風が強いです。


右側にも作りました。風が回るんですよね。



そして夜は更けていきます。

ほんとに焚き火は楽しいです、見ているだけで時間を忘れます。
でも、寝る時間になればねますよ。
と言うか、酔っぱらっているので眠くなっただけかもね。


朝で～す。

朝の６時に起床、顔を洗って歯を磨き朝食を取り、再度歯を磨き、テントのかたずけをしました。
さあ、登山するために宿泊したので登山口に向かいます。
登山口の駐車場まで、車で約４０分です。
９時頃に着きましたが、平日なのでスペース的にはまだまだ余裕がありましたよ。


作場平駐車場です。工事関係のためか規制されています。


さあ、出発です。




一休坂との分岐、帰りは一休坂から下りる予定です。

とりあえずブナ沢峠から笠取小屋に向かいます。


笠取小屋。


歩きやすい登山道。少し晴れてきたのかな。


鴈峠との分岐。

以前、道の駅みとみから鴈峠・古礼山・水晶山・雁坂峠を経て下山したことがあり、その際にここまできたことがありました。笠取山にはいかなかったのです。それが後悔でした。


小さな分水嶺。


こういう景色が見たかった。

でも、晴れたのはこの時だけでした。残念。


さあ、笠取山だ。気合入れて行きます。


でも、すぐに気持ちは萎えるんですよね。まだまだあるなあ。


振り返ると、よくここまで登ってきた。


登り切ったぞお。

でもここが山頂ではないことを知っているのですよ。
これでも登山者のはしくれですからね。


ガスがかなり湧いてきた、ほんと残念です。

ここからは岩場を超えて進みます。


こちらが山頂。


三角点。


稜線を進みます。


お、下降点だ。




かなりの急坂です。i

南アルプスも真っ青と言うくらいの急坂です、滑落したらやばそうなところもあります。
初心者は止めた方がよさそうです。


下り切ると水干への分岐。


水干です。


湧き出ているのかはわからないけど、濁っている。


岩の間から雫が湧き落ちていた。びっくり。

いや、ほんとにビックリです。湧き出ているのが分かったのでさらにビックリでした。
こんなんでビックリする自分にびっくりですわ。
まだこころに素直さがあったことに感謝です。


山を下ります。



笠取小屋で二人の方が休憩していましたね。また、ブナ沢峠方面から何人かの方が上がってこられました。僕はさっさと通過します。


笠取小屋の水場。



ほんと歩きやすい登山道です。


登りで見た一休坂の分岐点、ここまでくればあと少し。


登山口わきの駐車スペース、満車でした。

笠取山、登れてよかった。
当初は面倒だなと言う気持ちもありました。
でも、歩いているうちに気持ちも変わっていきました。
寒かったけれど、これ急激にさむくなったので体が追い付かないのですね。だるくて仕方なかったのですが、歩いているうちに調子よくなってきました。おかしなものです。
キャンプ場は、一ノ瀬高原キャンプ場さんが一番近いのですが、帰りに温泉に入りたかったのです。
丹波山村にはのめこい湯があります。
村のキャンプ場に泊れば格安料金で入れるのですよ。
一ノ瀬高原キャンプ場さんは甲州市ですからね。
東キャンプ場さんについてもっと知りたい方は、昨年泊ったブログをカテゴリ（キャンプ）で上げているので良かったら見てください。

笠取山、かなりの急登です。
行かれる方は心して登ってください。
気持のいい山でした。行って後悔無しです。

おわり。