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高橋信次先生に学ぶ

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2004.12.20
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- 宇宙創造の原理と神癒9 -


人間は神の生命の最高顕現である


お釈迦さまの悟りは次のようでした。

「人間は、天地創造と共に、神の意識から別れ、神の意志を受け継ぐ万物の霊長として産ぷ声をあげた。人間の誕生は、意識界という実在の宇宙に、まず姿を現わした。
そうして、神の意志である調和をめざす神の子として、物質界に降り立ったのである。物貿界に降り立った最初の人間を、地上の眼でみるならば、大地の一隅に、忽然と物質化されたといえるだろう」

神の意志を受け継ぐ万物の霊長であるということは、神は自らの意志をもって宇宙を創造されたと同時に、神の子である人間は、神が創造された地球の上に、神が創造された素材を利用して、人間自らの自由意志によって創造的に人生を生きなければならないということであります。

人間は神の持つ自由意志を与えられ、神ご自身である法則を自由に選択してこの地球上に調和の世界、ユートピアを実現しなければならない使命を持って生まれているのであります。


人間には自由意志が与えられておりますが、人間に与えられた自由意志は、神がつくられた神ご自身である法則にそって生きるかどうか、その法則をどのように選択するか、というその選択の自由意志なのであって、神の法則の上に人間の心があって、人間の自由な心によって自由自在に、この世の中を創造できるというような自由ではないのであります。

「法秩序の中に、神は、住まわれることになった」

このことの意味の重大さを知っていただきたいと思います。

物理化学のすべての法則も、みな神の意識です。

人間は物理化学の方程式をつくり変える力は与えられてありません。

心には心の法則があります。

物心両面の法則をどのように選択するかによって人生は決まるのであります。

人間は外側から強制されて不幸になったり病気になったりするのではないのです。
自分の心が法則をどのように選択したか、正しく法則に従えば幸福に健康になり、法則を誤用したために不幸に病気になっただけなのでありますから、幸福になりたい健康になりたいという人は、正しく法則を選択して、その法則通りに生きれぱよいわけです。

それが神の心を生きる、ということになるのであります。

正しい法の選択者、それが人間であります。

神の意識の後継者であり、神の法の選択者である人間が、自らを「物質に支配されるもの」と思うことは自己欺瞞であり人間性の放棄であります。

金に支配される人間、物に支配される人間、欲望に支配される人間、そういう人たちの心に安らぎがないのは、人間本来の正しい生き方をしていないからであります。



正法誌No28より





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Last updated  2004.12.20 08:10:37
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