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高橋信次先生に学ぶ

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2009.05.06
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カテゴリ:正法誌No37
ではなぜ今から二千年、あるいは三千年前の人々は物質的に貧しい生活をしていたか。

今から一万二千年、アトランティス大陸が陥没したことは今はもう知らない人はいない。

その時の天変地異で地上の人口は極端に減少したのである。

その時、残された人々の子孫は徐々に増えて現在に至っているのである。



物質的に貧しい生活をしているからといって、心まで野蛮だと考えることの間違いをもう一つ

いっておこう。


この次いつ天変地異があるかもしれない。

現在日本の人口は一億一千万であるが仮に天変地異があって、火山の爆発、地震、津波、隆

起、陥没、日本列島がひっくり返って、日本の人口が奈良朝時代と同じ六百万人に減ったとし

よう。


あなた方の県の人口は何人であるか、全国に六百万の人口しかなかったとするならば、しかも

天災地異、地震、火山の爆発等いろいろなことがあった後であるから、今のような立派な家に

住むこともできないし、立派な洋服などもないし、おいしい食事なども出来ないし、雨をしの

ぐためには横穴を掘って住まなければならないし、食べるものは自然の野草などを食べ、着る

ものは木の皮など剥いで隠さなければならないことになる。


そういう生活をしたからといって、その人たちが猿に近い考え方をし、心を持つといえるであ

ろうか。

猿は猿であり、人間はあくまでも人間なのである。

ダーウィンの進化論に騙されてはならないのである。


正法誌N037号
1981年 9月号より抜粋


のびのびと生きるために!精神世界から見た心の特質を分析し、心の世界の構造とその働きを追求した一冊。

【目次】(「BOOK」データベースより)

心の起源/苦痛と喜び/泣く・笑う/忘れる/心の世界の特徴/心の世界の段階/心のいとなみの隠れた深み/心と精神/心の開発





 





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Last updated  2009.05.06 17:03:53
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