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2004年07月01日
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カテゴリ:島・旅
2日目、山寺の朝はいい天気。

さくらんぼジャムがおいしい洋食の朝ごはんを食べてから、
今日はどこへ行こうか作戦会議。

山好きな母は、出羽三山へ行きたいと言う。
月山トレッキングは装備がないから無理だけど、
羽黒山には車で行けそう。

というわけで、羽黒山へ向かうことにしました。



山寺から仙山線で山形へ出て、そこから山形新幹線で新庄へ。
新庄から陸羽西線で余目、羽越本線に乗り換えて鶴岡へ。
鶴岡からはバスで羽黒山へ、というルート。

途中、山形駅近くの県観光案内所に立ち寄って各種資料を入手。
ここは資料がとても充実していて、お姉さんも親切でした。

片道所要時間約4時間。
後で地図を見てみたら、ほぼ本州横断の勢いなんですよね。
天気も全然違っていて、朝は晴れていたのに途中で雲行きが怪しくなり、
陸羽西線では激しい雨になりました。
登れるのか心配でした。

車窓からは、最上川下りの船が見えました。


風車もまわっています。


出羽三山は、羽黒山、湯殿山、月山の総称で、
古くから山岳修験の山として知られています。

開山は1400年前で、羽黒山には、350年前に敷かれた、
2446段1.7kmに及ぶ石段があります。
特別天然記念物、樹齢400年の杉並木が続くというのが楽しみでした。

松尾芭蕉は、「涼しさや ほの三日月の 羽黒山」と詠んでいます。

鶴岡からバスで羽黒山へ向かうと、アッサリ山頂に着いてしまいました。
登るためには、途中下車しなければならなかったらしく、
われわれは、参道を下っていくことになりました。

山頂の店で、竹の子汁、玉こんにゃくなどを食べつつ雨が止むのを待ちました。
サービス満点で、頼んでいないのに漬物5種、ゆべし、紅花餅などいただいてしまいました。




しばらくして、日頃の行いがいいのか雨が弱まってきました。
いよいよスタートです。

山頂にも見所がありました。

積雪時期には三山の参拝ができないことから、
三神を祀ったという重文「三神合祭殿」。
合理的?ですね。

切妻造りの茅葺、重文「鐘楼・大鐘」。


それから、鳥居をくぐって表参道の石段を下っていきます。
雨にすべらないようにゆっくりと進みます。


霧がかかった樹齢400年の杉並木は荘厳でした。






途中、芭蕉三日月碑が建っていました。


芭蕉が逗留した南谷別院跡もあります。
「ありがたや 雪をかぼらす南谷」。

石段から天狗がのぞいています。
他にもいくつも彫物がありました。


ちょうど疲れたところに、二の坂茶屋が現れます。
ひと休みして、お抹茶をいただきました。


直前まで曇っていたそうですが、
目の前に「陸の松島」といわれる絶景が見えてきました。
晴れた日には日本海が望めるそうです。


茶屋のお姉さんが、石段踏破認定証を書いてくれました。
お姉さんは、毎日荷物を背負って下から登ってくるのだそうです。


再び出発です。
だんだん雨が止み、霧が晴れてきました。




渋い国宝「五重塔」が見えてきました。
高さ約30m。マッチ棒係の母と比べれば大きさが分かると思います。


樹齢1000年の爺杉が突然現れ、須賀の滝を過ぎると、
終点の随身門へ到着しました。




すっかり雨も上がり、帰りのバスで鶴岡へ戻りました。
そして、県観光案内所のお姉さんオススメの温泉へ向かいました。

日本海の見える温泉、湯の浜温泉です。
昼間、移動中に予約したホテル福住へ。

部屋の窓からは、昼間の雨が嘘のような、海に沈む夕陽が見えました。


海の幸を堪能。お刺身が新鮮です。


そのうちに、海にイカ釣り船の灯が浮かび始めました。
その灯を眺めながら浸かる温泉は貸切状態で、極楽でした。





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最終更新日  2004年07月02日 13時20分33秒
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