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2004年10月25日
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カテゴリ:島・旅
今回、最も楽しみにしていたのはカッパドキアでした。

エルジェス山の火山灰と溶岩の堆積物が、風雨にさらされて侵食が進んだ大奇岩地帯です。
固い部分が残されて、キノコ岩やラクダ岩など面白い形に見立てられています。

この凝灰岩に洞窟を掘り、4世紀ごろからキリスト教の修道士たちが住み始めました。
迫害から身を守り、洞窟内に教会を作って天井や壁にフラスコ画を描きました。

予定はしていなかったんですが、急遽、気球に乗って上空からカッパドキアを眺めることにしました。
気球の飛行は早朝です。
朝4:30起きでまだ星がまたたく中、現地に向かいました。


気球はまだペッタンコ



火が入りました


空が白んできて、いよいよ出発です。全部で7つの気球が上がりました。



気球は見る見る上昇していきます。
早朝の上空は寒いのですが、気球の中は炎にあおられて暖かい。




レッドバレー



穴が開いている・・・ということは住居だったのか



石灰石が削られているのがよく分かる



操縦士さんはサービス満点で、発火音で三三七拍子を奏でてくれたり



岩と岩の間をスリ抜けて進んだり



と思えば下降して木々スレスレに飛んでみたり



朝陽が昇る



陽が当たりはじめる



キノコ岩がニョキニョキ


気球はさらに上昇をはじめる。
カッパドキア自体が標高1000m以上の地点にありますが、さらにそこから1000m上空にまで上がりました。




本末転倒ですが地形図のよう



洞窟の街と現在の街が見える


早朝の飛行はとても気持ちが良くて、上空からの眺めは壮観で、おりるのがもったいない。
けれど、気球はだんだんと高度を下げて、野原に着陸しました。
飛行証明書をいただいて、シャンパンで乾杯!

次は、地上から奇岩を見て回りました。


ラピュタみたい



<カイマクル地下都市>

地下8階まである、キリスト教徒が隠れ住んだという都市。
最大25000人を収容可能だといいます。
内部は迷路になっていて、ところどころ落とし穴もあります。


この下に地下都市があるとは思えない





左下に落とし穴が見える


厨房跡がありました。
煤は石灰石が吸収するので煙突は作られていません。
スパイスを入れていたという石があって、生活感が感じられました。




キノコ岩・・・シメジ?



ラクダ岩



<ギョレメ野外博物館>

ここには、30以上の岩窟教会があります。


穴がぽこぽこ開いている
ここに本当に人が住んでいたのか?



中に階段が見える・・・住んでいたのか


教会の中のフレスコ画は、偶像崇拝を否定するイスラム教徒によって、
キリストの顔が石つぶてで削られていました。
はじめ、人が住んでいたという実感が湧かなかったのですが、
その削られた姿を見たときに、異なる民族による攻防があったことが
急に事実として感じられました。


ゴリさん・・・勝手に名前をつけてみた


洞窟ホテルや洞窟レストランがあって、そこで昼食を取りました。
そして、カッパドキアを後にして、首都アンカラへ移動しました。


夕景のモスク



陽が沈む



遠く塩湖が見える
この時期は干上がっていて塩だけが残る


それから、寝台特急アンカラエキスプレスに乗って、イスタンブールへ向かいました。
個室の2段ベットの上で、揺れを意外と心地よく感じながら眠りにつきました。


アンカラエクスプレス






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最終更新日  2004年11月03日 01時33分55秒
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