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2004年10月24日
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カテゴリ:島・旅
この日は、パムッカレからカッパドキアまで、シルクロードをバスで数百キロ突っ走る長丁場。
途中、アナトリアの重要都市コンヤや、シルクロード沿いに点在する隊商宿を経由しました。


砂漠ではなく、ハゲ山と野原と畑の風景が何時間も続く



どこまでもまっすぐ
遠くに雲の影が映る
だんだん、ちいさなことがどうでもよくなってくる



草原の彼方に集落



ディナルの街で一休み
これは名物の硬いヨーグルトとハチミツ
逆さにしても落ちません


風景の中で動くものといえば、ときおり遊牧民の追う羊の群れが立てる土煙くらい。

大きな湖に差し掛かったときに、ぼうっと湖面に家々が立ち並ぶのが見えました。
蜃気楼だと、教えられました。


【コンヤ】

古代からの歴史を持つこの街が、最も栄えたのは13世紀ごろ。
ルーム・セルジューク朝の首都として、芸術家・建築家・神学者などが集まりました。

イスラム神秘主義の一派、旋舞教団メヴレヴィーもこの地で創始されました。
年に1回、創始者メヴラーナの命日前後に、セマーと呼ばれる旋舞が開催されるといいます。


<カラタイ神学校>

1251年創立の神学校。現在は博物館となっています。


レース編みのように繊細な天井



モザイクは美しいブルー



四隅から細長い三角が5つ
ターキッシュトライアングルという建築様式



<メヴラーナ博物館>

メヴラーナの霊廟が、博物館として一般公開されています。
共和制に移行後、修行場は閉鎖され教団も解散させられましたが、
今も多くのイスラム教徒が訪れています。

見学していると、スカーフ姿のティーンエイジャーの女の子が、
わたしたちに何か一生懸命トルコ語で話しかけてきました。
通訳してもらうと「日本人が大好き!またトルコに来てください。」と言っているそう。
この旅の間、老若男女問わずいろんなところで同じように話しかけられました。
ひとなつこく笑顔の素敵な人たちです。とてもうれしかった。


トルコブルー



メヴラーナの棺



コーランの豆本、非常に細かい



旋舞セマーの伴奏に使用されたのか


館内では、靴の上から青いビニールカバーを履かされました。
ちょっとまぬけな姿です。
クモよけのダチョウの卵があちこちにぶらさがっていました。


【隊商宿】

商人には3晩まで無料で提供されたキャラバンサライ。
質素なものを想像していたのですが、石造りの立派なものでした。




おじいちゃんとお孫さんかな
恥ずかしそうに手を振ってくれました



夕陽が照らしだした


そしていよいよ、カッパドキアに近づきました。
山の向こうに、真っ赤な夕陽がつるべ落としで沈んで行きました。





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最終更新日  2004年11月02日 19時03分23秒
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