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テーマ:アニメあれこれ(26114)
カテゴリ:考察
呪術廻戦 天元様は伊達政宗?
(1):六芒星陰陽道では 陰の星→六芒星(仙台市) 陽の星→五芒星(天元様)となっていますがどちらも魑魅魍魎(悪霊や魔物などの霊的な攻撃)から守るためのものです 「五芒星」と「六芒星」のそれぞれの違いは ⚪六芒星→精神エネルギーを強める働きがあるつまり外に向けて何かを働きかけたい時に適しているようです ⚪五芒星→精神エネルギーを安定させる働きがあるつまり自分を守りたい時に適しているようです 六芒星は仙台市あるいはそこで育った乙骨憂太や虎杖悠仁が対応し 五芒星は天元様や呪術界上層部 そのものを暗喩しているのでしょうか? 仙台の「六芒星」の頂点に位置するのは ・青葉神社 ・大崎八幡宮 ・仙台東照宮 ・仙台城本丸 ・榴ヶ岡天満宮 ・愛宕神社 この線を結び合わせると三角形(△▽)を合わせると六芒星の形になります 古い町はこのように陰陽道に基づいて作られることが多いです 伊達政宗が「仙台」 の永遠の繁栄を願い 「魔物」から守ろうとしっかり計画を練って作られたのがよくわかります また仙台は五芒星にも囲まれているのでこの町を大切に想っていた気持ちよくが伝わりますね! (2):蘆屋道満陰陽道の印と聞いてまず思い浮かぶのは安倍晴明の「五芒星」でしょうか? 平安時代に京都で活躍した陰陽師・安倍晴明はこのマークを愛用してました 京都も「陰陽五行説」に基づいて建設された町です 「陰陽五行説」 というのは古代中国で生まれ日本で独自の発展を遂げた吉凶や地相、禍福などを読み解く術ですが この安倍晴明にはライバルの陰陽師がいます それがダークヒーロー・芦屋道満(あしやどうまん)です 一説によると蘆屋道満は藤原道長に呪詛をかけて安倍晴明に見破られて負けたってことになっていますが 要するに安倍晴明との権力争い(陰陽師は上級民)に負けた人になったのです そんな芦屋道満が愛用していたのが 「六芒星」でした (3):奥州藤原氏作者の芥見先生が岩手県出身で やたら登場人物に東北地方出身多いです 乙骨くん(仙台) 虎杖(仙台) 伏黒くん(さいたま) 野薔薇ちゃん(岩手)※盛岡まで4時間かかるド田舎 このメンバーは作中で明かされています 源義経と奥州藤原氏 源義経は鞍馬(京都)で天狗に育てられたり関所で部下に叩かれたり美形だったりとなにかと逸話が多いです 彼は幼少期と人生の最期を奥州藤原氏に匿われて過ごしたと言われています 義経は頼朝に謀反の疑いをかけられて逃亡生活をすることになります その時に頼ったのが幼い頃お世話になった奥州藤原氏でした 義経はずっと奥州藤原氏の3代目秀衡に可愛がってもらっていました 秀衡さんは東北地方の治めているので義経を頼朝から守れるほどの権力を持ってました 一旦は義経の逃亡は成功しましたが秀衡さんが亡くなってしまい 秀衡は最期に息子の泰衡へ「義経守るように」釘さしてから亡くなります 頼朝はこの泰衡にプレッシャー掛けて最終的に泰衡が裏切る形になります 泰衡は義経のいる屋敷を襲撃します そこで最期を悟った義経家族は全員自害してします そして泰衡(奥州藤原氏)ですが頼朝に滅ぼされます 頼朝の最期は義経の霊を見て落馬して亡くなるという呆気なさです 奥州藤原氏で有名な土地といえば 中尊寺金色堂でお馴染み 平泉(現在の岩手県西磐井群)です (4):イーハトーブこれは野薔薇ちゃんの出身設定聞いていると宮沢賢治の「イーハトーブ」世界観っぽいなと思いました 宮沢賢治といえば「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」「銀河鉄道の夜」「雨ニモマケズ」などで有名な作家ですね 国語の教科書にも載ってるのでなどで読んだことあると思います そして宮沢賢治の作品はすべて「イーハトーブ」という世界で起きています その「イーハトーブ」は賢治の心象世界中にある理想郷を指す言葉とされていて彼の故郷である岩手県がモデルだと言われています イーハトーブの地図は美しく設定も細かいです また宮沢賢治が岩手県の花巻市出身なので花巻をモデルにしたハーナムキヤの設定は豊富です また賢治の作品は当時では珍しく西洋っぽいファンタジーのように仕上がっています 銀河鉄道の夜は特に分かりやすいと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.04.19 22:47:47
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