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テーマ:今日の出来事(288392)
カテゴリ:キャラ紹介
水星の魔女 シヴァ(グエル)とパールヴァティ(スレッタ)
※先に言っておきますがグエスレになるという訳ではありません ただインド(ヒンドゥー教)の話からシヴァとパールヴァティのお話に関連させたものです ※以前(正月)にも載せた内容を再掲しています ⭐そもそもパールヴァティとは? シヴァ神の神妃です ヒマラヤ山脈の山神ヒマヴァットの娘でガンジス川の女神であるガンガーの姉に当たります 軍神スカンダや学問の神ガネーシャの母であると言われています シヴァの最初の妻・サティーの転生といわれ穏やかで心優しい、金色の肌を持つ美しい女神とされています ⚪ただ彼女の肌は金色ではなく元々は黒色(褐色肌)だったのだがそれをシヴァに非難された事を恥じた彼女が森にこもって苦行を始めるのです それを哀れんだブラフマーが彼女の肌を金色に変えたと言われています ※またこの時の彼女の黒い肌がカーリーになったとする説もあります 後にドゥルガーやカーリーとも同一視され、パールヴァティーの変身した姿、その一面とされています タントラ教においてはシヴァのシャクティであるとされ慈愛と狂暴の2面を持つためシヴァとともにアルダーナリシュヴァラを形成することもあります (1):聖牛ナンディン 「水星の魔女」 がそもそもこういう物語になったのは一話の時点でスレッタがある事をしたのが原因である 更にそのせいで本来ヴィシュヌにあたるスレッタにシヴァであるグエルの伴侶「パールヴァティ」の性質までついてしまいました さらに伴侶たる女神を出現させたことでグエルの本性・シヴァを揺り起こしてしまったのです 彼はこれ以降、破壊神・シヴァとしてひた走る事になります (ゆえに、プロスペラ以下大人達の計画の蹉跌は、既に此処で決定づけられた可能性がある)ある事とは何か以下に述べる。 ⚪一話でスレッタが発生させてしまった「ある事」とはグエルとの決闘及びその勝利したことによる白いホルダー制服の譲渡です これは「シヴァと妻・パールヴァティのサイコロゲーム、その顛末による聖牛ナンディンの譲渡」であると思われます ⚪聖牛ナンディン(ナンディ) はシヴァの乗騎とされる「白い(乳白色の)」 牡牛です シヴァは妻のパールヴァティとカイラス山中でサイコロゲームに興じるが実はシヴァは賭け事に非常に弱く勝利した妻に自分の乗騎、ナンディンを取られてしまうのです ⚪しかし聖牛の所有権が本来の持ち主であるシヴァから妻パールヴァティに移行してしまうのは世界の在り方を左右してしまう そのため聖牛が連れていかれる事を シヴァの取り巻きがなんとか阻止しようとします シヴァ(グエル)からスレッタにホルダーの証である制服が移行した事は学園内の大事件となるだけでなく文字通 り作品世界の在り方、物語を分岐させてしまいます またシヴァであるグエルから聖牛ナン ディンに相当するホルダーの制服を勝ち得た乙女であるスレッタはその時点でシヴ ァの妻・パールヴァティであると思われます ただ因果関係が逆になっているのでシヴァからゲームの勝利品という形で聖牛ナンディンを奪えるのは妻パールヴァティのみです ⚪グエルはスレッタと決闘するまで無 敗でした 後にグエルがエランに敗北した際は既にホルダーの制服はスレッタが所有している状態です ⚪ホルダーの制服は作中ではミオリネの婚約者という意味になりますが 実はシヴァの妻であるパールヴァティであるという表象でもあります 現在、スレッタが纏う白のホルダー制服を「グエルの彼シャツ」 とするとその表現が正確だということです ⚪シヴァがどの位、賭け事に弱いかというと妻であるパールヴァティが「え つ、弱っ!」と驚くポーズが存在するくらい弱いです スレッタとの初戦においても油断し切っていたグエルは彼女にあっさりと打ち負かされていますし再戦までスレッタに強さを見くびられています ⚪スレッタがシヴァ(グエル)の妻であるパールヴァティの性質に関連するものの中に可能な服装がもう一つ存在します 7話での赤いドレスとティアラですね 「パールヴァティの服装とされる」という発言を確認 画像検索を行った場合 「赤いサリ ーとカチューシャ状態の髪飾り」 を着けたパールヴァティの画像が比較的に出てきます 赤は元々グエルを想起する色ですね もちろん、赤はスレッタの色でもありますが… ・ホルダー制服 ・赤いドレスとカチューシャ は全てミオリネが提供しています ホルダー制服はミオリネが端末を操作し、スレッタの制服の色を変更していますので与えられたものです ⚪ドレスとカチューシャはミオリネから貸し与えられたものです 「シヴァの妻・パールヴァティの属性は貸し与えられた偽りの姿である」という見方も出来ます その場合、シヴァに該当するグエルの成長に説明がつかなくなります スレッタは己の花婿であると常日頃口にしているにもかかわらず要所要所で 「スレッタはシヴァ(グエル)の伴侶である」 と喧伝しているかのような衣 装を自ら彼女に纏わせるミオリネのブラフマーに該当するの行動です もちろんミオリネ自身は全くそのような意図は無いです 自分はスレッタの花嫁と公言しながらグエルくんに関 係する服ばかりスレッタちゃんに着せるのはなぜ?となっただけです(笑) (2):グエル=シヴァ ダリルバルデの「パーツの攻撃部分はシヴァ、防御部分はパールヴァティ」 になってそうです ダリルバルデ+グエルくん=破壊神シヴァが成り立ちます なのでグエルくん=シヴァと仮定します ・ダリルバルデ+グエルは 「エアリアルと並び魔女の理から外れた「もう一つの嵐」でということ ⭐破壊神・シヴァの原型は自然現象の「暴風雨」=「嵐」です インドの人々にとって人の力では抗うことなど不可能な圧倒的な破壊の力であるということ それと同時に嵐の後には豊かな水や土が運ばれ恵みをもたらします ⚪シヴァの原型、本質は「嵐」です 水星の魔女はシェイクスピアの「テンペスト」がストーリーの元になっていると仮定して 『テンペスト』の中でスレッタが搭乗する期待と同じ名前の妖精 「エアリアル」 です そのエアリアルは誰も敵わない最強の存在です それなのでスレッタの「私とエアリアルは誰にも負けません」 はそれを反映しています しかしエアリアルは同時に魔術師プロスペローに支配され使役されています MSのエアリアルも開発者・プロスペラに使役される存在です 「ゆりかごの星」でエアリアルは僕はスレッタのお母さんには逆らえない、という意味のセリフは 『テンペスト』 でのプロスペローはエアリアルと娘のミランダを使って己の描いた通りに復讐を進めていきます プロスペラの復讐計画も今の所彼女の思う通り順調に推移しているようになっています 水星の魔女が 『テンペスト』をトレースしているのであれば分かります プロスペラはエアリアルとスレッタを使って宇宙に嵐を巻き起こそうとしているのです もし物語が「テンペスト」の範囲で留まって作られているのであればその企みは成功します しかし『テンペスト』には存在しない物語の理が及ばない異物が出現するとどうでしょう? さらにその異物はエアリアルと同格かそれ以上の 「暴風雨」を本質にもつ ダリルバルデの機体・コントロールがグエルに完全掌握された途端、スレッタとエアリアルは窮地に追い込まれています 全てを破壊し再生する破壊神、宇宙のリセットです プロスペラの復讐どころか宇宙を動かしている大人達の思惑や束縛、支配が全て破壊される可能性も出てきます プロスペラはその事まで見越して復讐計画を考えていた可能性もあるが グエルが負うもう一つの役割かもしれない娘ミランダの恋人・ファーディナンドはプロスペローの思惑どおり武器を取り上げられて重労働を課せられます 理由はグエルが徹底的にプロスペラと接触が無いのでグエルくんを組み込んで復讐計画を考えている可能性は低いと思われます ⚪グエルとスレッタ スレッタから彼女の母親の話を聞き「いい親なんだな」 と評した描写はありましたが 実際にプロスペラと顔を合わせている のは父のヴィムと弟のラウダのみでグエル自身が直接接触したことは無いです プロスペラは明らかに何らかの意図を持ってジェタークをガンダム開発の蚊帳の外に追いやっています 家を出て行方不明になっているグエルはその影響からも免れています グエルだけがプロスペラの影響が及ぶ物語から切り離されていて枠の外にいるようです まるで"彼"が魔女の目から隠されているようです グエルがプロスペラをスレッタの話でしか知らないように プロスペラもグエルを聞いた話でしか知らない可能性が高いと思われます そうなると彼に下される評価は「(復讐対象のうち真っ先に自滅した)愚者」 です あるいは「取るに足らない滑稽な存在」 です その事実として学園生徒の一部はそう判断し苛めに走っています ⚪また作中描写で明らかにプロスペラはヴィムとラウダを見下しています 彼らの肉親であり表面的には滑稽な負け犬であるグエルを重視するとは思えません 滑稽なファーディナンドとして 「我が真の娘」 エアリアルの生贄にしようと近づく可能性は排除しない ⚪またその際、スレッタから聞いた話からグエルが判断を誤り窮地に追い込まれる可能性も排除しません しかし真の姿がプロスペラの関知しな い枠外にあるグエルにとって致命的な危機にはならないと判断しています ⭐シヴァであるグエルも危機が迫る可能性はありますが原典でシヴァは命を取り留めています 体へ何らかの欠損は生じるにせよ生き残ると思われます ⚪復讐者プロスペラがグエル を「テンペストの理の外に存在していて破壊神・シヴァ エアリアルと並び立つすべての破壊者」として復讐計画に組み込む可能性は非常に低いでしょう ⚪布の下に覆われた子供達の「真の姿」 を知らないはずです これはデリングや他の大人達も全く同様です 大人たちは布の下の子供達を己の知 る物語に勝手に当てはめて己の持つ駒通りに動かす人形遊びに利用する事しか出来ません 復讐者は魔術で縛ったつもりの嵐の妖精を使って大舞台を開幕しようとしているのです 軽んじていた滑稽な存在が実は切り札たる青白の嵐に匹敵するしかも己の理が効かない「もう一つの赤い嵐」であると悟った時 その筋書きは彼によって瓦解させられるのでしょう 大人達は赤い嵐から引きはがした布の下から現れた子供達の真の姿が見えると思われます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.04.02 22:30:40
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