テーマ:政治について(20202)
カテゴリ:政治・経済
自民党の小渕優子経済産業大臣が政治資金を私的に流用したのではないかとされ、国会などで追及されています。 疑惑はいろいろあるようですが、そのひとつに後援者の観劇会というのがあるそうです。 つまり、小渕氏を支援する後援者たちが実費(?)を支払って、明治座で観劇会を催すというものだそうですが、実は実費だけではまかなえずに、小渕氏の政治団体からいくばくかの資金が供出されているというものらしいです。 小渕氏の後援者たちは実費を支払っていると思っていたらしいのですが、実際のところは、小渕氏側が資金を提供していた、つまり「接待」していたということのようです。 政治家が有権者に対して、利益供与、つまり、飲み食いをはじめとして、なんらかの便宜を図ったりすることは禁止されています。 その行為をしていたということのようで、公職選挙法違反になります。これが事実であれば、小渕氏は大臣を辞任せざるを得ないことになり、実際に辞任の意向を示しているそうです。 ご存じの方も多いと思いますが、小渕優子氏は、総理大臣をつとめた小渕恵三氏の娘で、小渕恵三氏が病に倒れて他界したあと、父親に代わって衆議院議員選挙に立候補して当選した人です。 いわゆる2世議員ということになりますが、父親が総理大臣だったということで、2世議員の中では、キャリアが光っている部類の一人であると言えますが、実際のところ小渕優子氏が政治的に活躍しているのかどうかはよく分かりません。 父親が総理大臣で2世議員、しかも女性であるという小渕優子氏を安倍首相がほうっておくわけはなく、女性の活用を打ち出した安倍首相から経済産業大臣に指名されました。 まだ40歳という若さもあって、ゆくゆくは日本で女性で初めての総理大臣かとも言われていましたが、今回のことがあったので、当分は難しいでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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