テーマ:母のこと(46)
カテゴリ:家族・家庭
母が脳梗塞で倒れてから、にわかに介護のことが身近になって来てしまいました。それまでは、介護はどこか遠くのことのように感じていて、あまり関心もありませんでした。 母は右手と右足にごく軽い障害が残りそうですが、日常生活にほぼ支障は無さそうで、リハビリ後は独りで生活できるだろうとのことであり、退院後は住んでいた団地に戻るつもりです。 ただ、それで支障なく生活できるようであれば良いのですが、ダメだった場合のことも考えておかなければなりません。 ということで、いくつかの選択肢を考えてみましたが、まず第一に母が僕ら夫婦と一緒に暮らすつもりが全くないので、この選択肢が除外されます。 次に考えられるのが介護付きの老人ホームとなります。母も自宅での生活が困難であれば、老人ホームを想定しているような素振りなので、調べてみると、これがかなり高額のものとなります。 まず、入居する際に一時金として600万円~1000万円ほどを用意する必要があり、また毎月の費用が最低で20万円、これは最低での金額だそうで、普通はこれに加えて何かとお金がかかってしまうようで、ひと月30万円ほどは必要とのこと・・・ これでは、一部のお金持ちのお年寄でないと入居できません。ということで、途方に暮れることになるかと思ったのですが、世の中にはお金のない老人のほうが多いわけで、もっと安い費用のものがありました。 それが「サ高住」というものだそうです。「サ高住」とは「サービス付き高齢者向け住宅」の略で、老人ホームとは違って、老人向けの賃貸住宅で、しかも介護士などが常駐しているという住宅です。 簡単に言えば、普通の賃貸住宅に介護士が一緒にすんでいるもので、各戸別ではそれぞれプライバシーが守られることになります。 なお、食事は賄いがあって自分で作ることはしなくて良く、トイレも自室にあるのですが、お風呂は共同の場合が多いそうです。これだと入居時に高額な一時金は必要ないし、月々の費用も20万円ほどで済むそうです。 サービス付き高齢者向け住宅は、今後の選択肢の一つとして、いろいろと調べたほうがよさそうな感じです。 それにしても、介護については何も勉強していなかったので、知らないことばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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