テーマ:タクシー(1131)
カテゴリ:社会・生活
このところ、と言うかもう何年もタクシーには乗っていないのですが、現在のタクシーの初乗り料金は2キロで730円とのことです。 そのタクシーの初乗り料金を1キロちょっとで400円台と、距離も料金も引き下げるという案があるそうです。 そもそも日本のタクシーは諸外国に比べて高いということらしいのですが、ともあれ、庶民が手軽に乗れるものでもありません。 庶民がタクシーに乗る機会があるのは、仕事の上での接待の時の送迎、あるいは冠婚葬祭の際、若しくはどうしても急いでいてバスに乗り遅れた時くらいのものだと思います。 つまり、日常的にタクシーを使っているのは庶民ではなく、お金持ちの人であろうと思われます。 そんな一部の人しか利用しないタクシーの利用料金を下げることにより、より一般的な乗り物として考えてもらおうという趣旨があるようです。 すなわち、高齢者や子供連れの買い物客などが気楽に利用できるようにしようということのようです。 たしかに電車やバスでは目的地まで行くことは出来ず、駅やバス停から歩かなければならないので、高齢の人にとってタクシーは便利だと思います。 ただ、料金が安くなるとはいえ、それでも電車やバスに比べて高いし、子供連れの買い物客はともかく、高齢者は無料でバスや電車を利用できる人も多いので、この低料金タクシーがヒットするかどうかは微妙だと思います。 ただ、観光客、それもツアー旅行者ではなく一人旅あるいは夫婦二人だけの旅を楽しむような場合、観光先の見知らぬ土地でタクシーを手軽に利用できるのであれば、道に迷ったり、歩き疲れた際には便利かもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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