テーマ:おいしい日本酒(1072)
カテゴリ:ドリンク(酒)
5月も後半になり、晴れた日は清々しい気候になってきましたが、時折日中は暑く感じる日もあるようになりましたね。
さて、痔の手術の傷跡からの出血だということで、お尻からの出血があって3月~4月は自宅での飲酒は控え、お付き合いの飲酒だけしておりました。 なお、痔の医者から飲酒OKの指示があり、また1ヶ月以上もお尻のほうの異変が無いので自宅での飲酒を再開することにしました。 ということで、今回ご紹介するのは、純米酒の「酔心」という名のお酒です。 酔心は広島県ではかなり有名なお酒だそうで、広島県三原市にある株式会社酔心山根本店というところで造られています。 その酒蔵は万延元年(1860年)の創業ということですから江戸時代の終わり、幕末のころの創業ということになります。 酔心については、お酒のボトルに「大観先生愛飲の酒」という丸いラベルが貼ってありますが、画家の横山大観との関係があるそうです。 簡単に言うと、横山大観がこのお酒をいたく気に入って、毎日買い求めていたので、当時の酒蔵の社長(3代目)が横山大観の自宅を訪れたそうです。 そして横山大観と意気投合し、それから無償で酔心を届けることにしたそうで、大観のほうはそのお礼として毎年自作の絵画を届けたのだそうです。 ちなみに横山大観ですが、ほとんど食事をとらずに、もっぱら酔心を飲んで過ごしたそうで、それでも89歳まで生きたそうです。 さて、肝心のお味のほうですが、ヒヤでそのまま飲んでみましたが、口当たりは非常にやさしいものの、辛口の味わいで純米酒ならではのコクのある旨みもあって美味しいお酒でした。 ヒロくんもこのお酒だけで栄養を取って89歳まで長生きできればよいのですが、さすがにそういうわけにはいかないでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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