松田町・河津桜へ
今年も松田で開かれている「第19回 まつだ桜まつり」 へ行ってきました。とは言っても、実はお祭りの開催日は今日2月11日、そしてこの日は2月7日。ネットブログで数日前の桜の開花の状況写真が掲載されており、既に八分咲きと。そして前日の2月6日の午前中は気温が急上昇し、開花が更に進んでいること間違いなしと感じていました。6日夕方に旅友のSさんにメールし、返信メールで急遽翌日のこの日に決まったのです。いつものように、茅ヶ崎のSさん宅に早朝7時に到着。Sさんの車に乗り換え一般道で松田に向かったのです。この日は雲一つない快晴で、途中、前方車窓には見事な富士山の姿が。そして1時間半弱で、目的地の松田・西平畑公園駐車場に到着。早速、西平畑公園の定番の撮影ポイントでシャッターを。既にこの風景を、多くのカメラマンが狙っていたのでした。今年のポスターの写真もこのアングルから。ここの桜は「河津桜」、今年はやはり1週間以上開花が早いのです。 虫眼鏡?で富士山を拡大?してみました。 公園のモニュメントと一緒に富士山を。このモニュメントの基礎部分には、東西南北の方角とともに海外の都市名が記されていた。例えば、E方向には以前Sさんと訪れた「ブエノスアイレス(アルゼンチン) 18,400km」と。よくぞ地球の裏側まで旅したものだと今更ながら。桜の先に小田急線の鉄橋そして開成町の町並みが。 早咲きの河津桜は伊豆河津町が有名ですが、ここ神奈川県足柄上郡松田町の河津桜も負けず劣らず素晴らしいのです。桜の中でも河津桜は咲き始めが早く (今年は昨年より随分早く咲き始めたのです)長期にわたって咲いてくれるのです。垂れ下がる枝を入れて富士山を撮る。東名高速の大井松田~御殿場の間は80キロ制限の急カーブあり。東名高速が桜の真下を走っているのです。 菜の花と河津桜の競演。今年の菜の花は遅れ気味?いや河津桜が早すぎ!! 酒匂川の手前が松田町そして対岸が開成町。 展望台そして桜の下を滑り台が。 桜のトンネル、この日は既に満開となっていたのです。次の土日は、この通路は観光客の長い列の渋滞ができること間違いなしなのです。 桜の枝の上でメジロ?も花見。円筒形の白亜のハーブ館。 松田山ハーブガーデンは、181種16,500本のハーブが植栽された、西平畑公園の中にあるハーブ園。四季折々の草花を楽しめるのも松田山ハーブガーデンの魅力の一つ。ドライフラワー・アロマテラピー・籠編み・陶芸などの様々な体験が出来る工房やハーブ料理が楽しめるレストランがあり、このハーブ館内のショップでは関連ハーブグッズが販売されていた。松田山の中腹にあたる園地からは、箱根連山・富士山・相模湾が一望できる最高のロケーション。酒匂川にかかる橋を望む。 ここ西平畑公園から見る富士山は「関東の富士見百景」に選ばれているのです。富士山の山の端から白き雲が湧き上がって来ているのが解りました。 「自然館」は、自然を知り,より深く親しむための施設。館内には,不思議な音色を奏でる自然音具やボタニカルアートと呼ばれる野鳥や植物の細密画20点が季節ごとに展示されているとのことであるがここも閉館していた。展望台を飾る桜の天使? 菜の花はこれからが開花のピーク。 ハーブ館前の広場へ戻ると、木陰に佇む”おそうじ小僧”を発見 。「箒を持つ少年像」。昭和17年に松田小学校を卒業された皆さんが平成17年に寄贈されたと。この間63年、寄贈された方の年齢はその時75歳、今でもお元気な方もいるのであろう。「第19回 まつだ 桜まつり」のポスター。開催は今日2月11日ですが、既に散り始めているのではと売店準備中のおばさんも苦笑い。 松田山ハーブガーデン には売店や仮設テントのレストランも。 中央にサクラマス、右にはイワナの塩焼きも、まだ焼き始めたばかり。 広場の像は、『DRAGO MARIN CHERINA』・クロアチア人の作品と。 「母と子」 。「母と娘」 。まつりの開催中は「子どもの館」では、昔遊びができたり、いろいろな催し物が開催されるのですがこの日は未だまつり前の準備中の為か閉館中。吊し雛を楽しみにしていたのですが・・・・。散策中に富士山が見える度にシャッターを。 あくまでも青い空と河津桜。 まつり中は桜の木々の間をゆっくりと走る「ふるさと鉄道」が運行するのです。実物の6分の1の蒸気式機関車とロマンスカーが始発の「ポンポコ駅」から終点「コンコン駅」までを往復。高低差は30m片道600m約30分の列車の旅。 今日が私の晴れ姿と開花に向けて。 河津桜は花弁のピンク色が濃く見ていてかわいらしいのです。 色がしっかりしているので、太陽光にも負けない力強さを感じるのでした。白から濃いピンクへ日ごとに変身、そして花びらを落として行くのです。 車に乗り、次の蝋梅園へ向かう。今年の松田・河津桜と富士山はこれが見納め。 県道72号松田国府津線から松田・河津桜とお別れ。