江の島・湘南キャンドル2023:夜空に輝く10,000の灯りの魔法(その1):相模湾の夕日
この日は10月26日(木)、江の島サムエル・コッキング苑で行われている湘南の秋の夜を美しく彩る人気のイベント『湘南キャンドル2023』を楽しむために江の島に向かう。夕日の光景も楽しみたいので、自宅を16時過ぎに出発し。小田急線で「片瀬江ノ島駅」に向かった。2020年に完成した新駅舎は、先代の神殿調の駅舎デザインを引き継ぐとともに、社寺に用いられる「竜宮造り」の技法を取り入れて、江の島の「五頭龍と天女の伝説」にちなんだ天女と龍の装飾を施している一方、イルカの像をしゃちほこのように設置するなどの品格と遊び心を共存させたデザインとなっている。また、コンコースには新江ノ島水族館の協力を得てクラゲ水槽を設置しているのである。そして夕日を楽しむために「江の島弁天橋」に向かって急ぐ。「境川」に架かる「弁天橋」から国道134号の「片瀬橋」越しに江の島を見る。「弁天橋」の彫刻「雲の形」も夕陽を浴びて。「弁天橋」からの夕陽。そして「江の島弁天橋」を「江の島」に向かって進む。夕日が箱根・下二子山の左に沈みかかっていた。二子山(ふたごやま)は、神奈川県足柄下郡箱根町にある、標高1,099mの火山である。二子山は箱根火山のカルデラ内の南東側に位置し、約5,000年前の噴火で形成された溶岩ドームである。箱根駒ヶ岳、神山、台ヶ岳などとともに中央火口丘を構成する。その名のとおり、双生児のように二つの峰が並んでおり、北側が上二子山1,099m、南側が下二子山1,065mとなる。「江島神社御鎮座記念龍燈籠」が前方両側に。江の島は弁財天と五頭龍の伝説がある。この龍燈籠は「江島縁起」による江の島湧出の時から、数え1450年を記念に平成13年(2001年)に建てられたもの。片瀬漁港の「海釣りゾーン」の「東・西プロムナード」越しに夕日を見る。ズームして。夕陽をズームして。これぞ「真っ赤な太陽」。夕日が箱根の山の端に傾き、その真っ赤な太陽はまるで巨大な火の玉のようで、その鮮やかな赤はまるで天空に燃える炎を灯したかのようであった。太陽の周りには、深いオレンジ色と赤色の光線が広がり、空を美しく染めているのであった。しかし、箱根の山々の右側には富士山の勇姿が見えるのであったが、残念ながらこの日は・・・。「名勝及史蹟江ノ島」碑。オブジェ「潮音」。「円弧型日時計」といい、日時計作家 小原輝子の作、長洲一二元神奈川県知事の揮毫になる「潮音」という文字が黒御影石に彫られている。平成元年4月、藤沢のライオンズクラブが結成15年を記念して建てたものである。日時計の位置は、東経139度29分11秒、北緯35度18分秒。日時計にはこう刻まれている。「時は形がなく見えません。しかし、私達には確かに時が過ぎていくのが感じられます。人々は大昔、太陽の動きをつかまえて、とりとめもなく流れる時に区切りをつけました。それが日時計と時刻です」と。海面に映る朱の帯はまさに幻想的で美しい景色。移動して。太陽が西の地平線に沈みかかると、海面に広がる朱の帯が現れた。海は深い青から徐々に朱の色に変わり、太陽の余韻が海上に続いてたのであった。この朱の帯は、まるで大海が燃えるように美しく輝き、その美しさは心に焼き付くのであった。帯の輝きも刻々と変わって。朱の帯は、海の水面に広がり、太陽の色と海の静寂が絶妙な調和を奏でているかのように。それはまるで大自然が演じる壮大なシンフォニーであり、朱の色は海面に魔法の絨毯を敷いたかのようであった。波は穏やかに押し寄せ、太陽光の輝きが波間にキラキラと踊るのであった。夕日をズームして。海の上に広がる朱の帯は、美と静寂の共鳴を体現し、その光景は自然の贈り物として魅了し続けるのであった。太陽光の輝きが波間にキラキラと踊り、砂浜をも赤く染めるのであった。再び夕日をズームして追う。これぞ「落陽」。そしてこれぞ「落日」。夕日が西の山の端に沈みかかると、その温かな光が海の表面に触れる瞬間、海は魔法のように変身したのだ。海の帯は、まるで宝石のような輝きを放ち、その美しさは言葉では十分に表現できないほど圧倒的!!。雲の端も赤く染まり夕日との共演を。夕日が西の山の端に沈む瞬間、大地は神秘的な魔法に包まれるのであった。夕日は山の尾根にゆっくりと沈み、山々の輪郭を美しいオレンジ色で彩る。そのオレンジ色の光線は山の頂上に触れ、空を燃える炎のように染め上げていた。夕日は山々の間から徐々に消え、一日が静かに終わろうとしているのであった。デジカメ、ズームでその瞬間を追いかけたのであった。そして日没の瞬間。夕日は山の尾根にゆっくりと沈み、山々の輪郭を美しいオレンジ色で彩るのであった。そのオレンジ色の光線は山の頂上に触れ、空を燃える炎のように染め上げた。夕日は山々の間から徐々に消え、昼間の一日が静かに終わろうとしているのであった。時間は2023年10月26日、16:47:36。そして山の端は完全に黒く染まって。上空を飛行機が、海上自衛隊厚木航空基地から離陸したものか?この日の日没後の西の空の絶景。雲の姿はムンクの『叫び』を想い出したのであった。東の空には月の姿が。瞬く間に変わりゆく雲の色彩をしばし楽しむことができたのであった。そして「湘南港灯台(江ノ島白灯台)」も点灯して。1964年(昭和39年)9月26日 にこの灯台を設置。2002年(平成14年)4月1日 : 位置:北緯35度17分56秒 東経139度29分17秒、灯質:等明暗緑光 明2秒暗2秒、光度:700 カンデラ、光達距離:8.5 海里へ変更する。2010年(平成22年)3月15日 : 光度を820 カンデラへ変更する。とウィキペディアより。 ・・・つづく・・・