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「中島と舟形石棺」 現在地は、『八幡塚古墳』の上です。 こないだ、古墳の上は、おっかね~、って書いたけんど。 原因はもういっこ、あった。 それは、強風。 この日は、この冬最高っていわれてた 寒冷前線が接近中でな。 天気さ荒れてたんだ。 雪にゃなんなかったんだけど、風がびゅ~びゅ~吹き荒れててな。 耳も手も、冷たくなっちまったよ。 栃木県も強風、あっけど。 群馬県の風は、また、強力だったな~。 おまけに『保度田古墳群』の周辺は、畑が多い。 家もあっけど、離れてるし。 『八幡塚古墳』より高い建物は・・・ない、ね。 という事情だもんで、山のほうから吹いてきた、 協力、かつ、冷気を含んだ暴れん坊は、 力任せに、古墳の上を吹き抜ける。 そのたんびに、おばさんは、よろよろ。 いつ落ちるか、はらはら。 ああ、ほんと、怪我なくてよかったよ。 風の強い日にゃ、古墳さ登っちゃだみだな。 でもな。今回は登る理由があったんだ。 1つ目は、古墳の上が見たかったから。 これはこないだちょこっと書いたね。 思ってたより狭くって、窮屈だったな。 2つ目は、古墳の上から、周辺の景色と地形がみたかったから。 ん~。この辺は一応見れたんだけど。 風、強くて、あんまし見れなかったんだよね。 ちと残念。 でも、『中堀』の中に、こんなのがめ~たど。 円形の広場みたい。なんだんべ? 左右に2個。全部で4個あんだ。 みんな同じぐらいの大きさで、綺麗な円形してんだ。 周りは石と埴輪で、縁どられてたみたいだど。 これは『中島』って呼ばれてんだって。 うん。堀のなかに浮かんだ島みたいにめ~るね。 なんのためこしゃったものか、わからないんだけど。 『祭祀の場所』だったんじゃないか、 って言われてんだって。 はじめてみたな。こんなの、他の古墳にゃついてないよなぁ。 この『中島』は全国的に見ても、めずらしいものなんだって。 もしかしたら 『保度田古墳群』だけの特徴かもしんないな。 で、3つ目があんだけど・・・ 『八幡塚古墳の円墳』にゃ、 古墳の内部を復元した展示室があんだよ。 この上にあんだ。 端っこにある階段を下りていくと、 ガラス張りになった部屋があってな。 そん中に、あんだ。 これが『舟形石棺』。 石さくり抜いてこしゃった棺だな。 写真じゃ丸い塊にめ~るけど。 実際は上の蓋が外れるようになってたみたいだど。 で、よくみっと、石棺の横と前後に、円柱形のでっぱりがある。 なんだろ? 飾りかな? それとも運ぶときに持つとこかな? なんのためのでっぱりか、これも不明なんだけど。 わざわざ掘り残してあんだから、なんか意味があんだべな。 この『舟形石棺』も、めずらしいもんでな。 特に『八幡塚古墳の舟形石棺』は、 大きくて立派なもんでな。 そんじょそこらにあるもんじゃ、ないんだと。 5世紀ごろにつくられた『舟形石棺』のなかじゃ、 一番大きいんじゃないか、って言われてんだって。 石棺の規模にも、ランクさあって、大きくて立派なものほど、 中に埋葬された王は、巨大な力を持ってた、 ってことになるらしい。 ・・・どうやら5世紀ごろってな。 群馬県にでっかい勢力圏があったらしいど。 や。この辺はまだ勉強中なんで、どんな勢力があったのか、 わかんないんだけど。 ヤマト王権と繋がりがあったんじゃないか? って説もあんだって。 なんだか一気に、世界が広くなってきたど。 群馬県内の話だけじゃ、収まんなくなってきたみたい。 ふわ~。群馬って、すげ~なぁ! 《参考》 「よみがえる5世紀の謎 ~かみつけの里博物館・常設展示解説書~」 かみつけの里博物館の案内パンフレット ************************************* 最後まで読んでもらって、うれしい~ど~♪ あんがと~。 ランキング参加中! ぽちっと 押しとこれ~! にほんブログ村 にほんブログ村 ************************************** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.01.22 23:58:17
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