|
テーマ:最近観た映画。(39238)
カテゴリ:邦画
毎年夏恒例のルパン三世の長編アニメ。例年は7月頃に放送されるが、2006年は9月に入ってから放送。 粗筋 ルパンはミシェルという少女と出会う。傭兵組織を運営する自分の父が何らかの悪行を働くようなので、それを阻止して欲しい、と頼まれ、応じることになった。ルパンは相棒の次元を誘うが、次元は昔の傭兵仲間ライアットから別件で誘われていて、二人は別行動を取ることに。ただ、次元とライアットを雇ったのは、ミシェルの父。ルパンと次元はいつの間にか敵味方に分かれることに。 一方、峰不二子は展示会に出品される巨大なダイヤを盗む計画を立てる。が、そのダイヤは、実はミシェルの父も狙っていた。ダイヤを、ダイヤの形をした爆弾(NDW)とすり替え、ダイヤのオーナーである米国大統領を強請る、という計画を立てていたのだ。 こうして、ルパン一味は別行動を取っていながら、次第に一つの目的へと向かい始める……。 感想 今回のルパン三世は、荒唐無稽なシーンが極力排除され、やけに現実的に(あくまでもこれまでルパン三世と比較して、だが)。 そんなこともあって、登場人物がアメリカやタイなどあちこちを飛び回っているにも拘わらず、全体的に地味な作品に仕上がっていた。 また、作画もレギュラーキャラと今回のみのキャラに差があるようで(描いた者が全く違うようだった)、違和感が。 年に一本しか作らないのだから、シナリオや作画をもう少し練った上で製作してほしいものである。 ミシェルは「家でも買えるクレジットカード」とされるブラックカードを使いまくり、ルパンを驚かせていたが……。ブラックカード、てそんなに凄いのかね。粉飾決算容疑で逮捕された元ライブドア社長堀江貴文が持っていたくらいだから、大したものではないと思うが。 ルパンは薬物を飲まされるが、その薬物は奥歯に納められ、頭蓋内のコンピュータ(?)がどんな薬物が解析。薬物を飲ませた連中は、口の中に薬物が残っていないので飲んだと勘違いしてしまう。ルパンは薬物が効いたような振りをして、難を逃れることに……。 ルパンの口の中がそんな風になっているとは知らなかった。 ま、今回だけだろうが。 あと、ルパンは冒頭で騎手になり、競馬で他の騎手を眠らせて自分の馬が勝つようにし、万馬券で大金を得る、という計画を実施するが……。 普通そういうことをやったら不正が疑われ、払い戻しがストップされると思うが。 関連商品: LUPIN THE THIRD second tv.DVD Disc26 ルパン三世/LUPIN THE THIRD second tv.DVD Disc お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.10 16:11:35
コメント(0) | コメントを書く |