|
カテゴリ:美術館・博物館
【世界遺産】ヴァチカン「サン・ピエトロ大聖堂」の素晴らしい絵画・祭壇画をご紹介します
特にスペインを旅すると時々出会うテーマ“無原罪の御宿り”に大本山ヴァチカンでも遭遇 無原罪の御宿り ピエトロ・ビアンキ作 きらりのわがまま『ヴァチカン旅日記』無原罪の御宿り サン・ピエトロ大聖堂の祭壇画をご紹介しております 「無原罪の御宿り」・・・とは? むげんざいのおんやどり Immaculata Conceptio Beatae Virginis Mariae 聖母マリアが、神の恵みの特別なはからいによって 原罪の汚れととがを存在のはじめから一切受けていなかったとする カトリック教会における教義である。 無原罪懐胎(むげんざいかいたい)とも言う。 2017年10月14日 ほしのきらり撮影 =カトリック教会における教義 = 無原罪の御宿りの教義では、 「マリアはイエスを宿した時に原罪が潔められた」という意味ではなく 「マリアはその存在の最初(母アンナの胎内に宿った時)から原罪を免れていた」 とするものである。 前提として、 カトリック教会において原罪の本質は、 人がその誕生において超自然の神の恵みがないことにあるとされる。 キリストは原罪を取り除く者であり マリアはキリストの救いにもっとも完全な形で与った者である。 「おめでとう、恵まれたかた」と天使から 聖母マリアが言われたことには、 原罪とは逆の状態、 すなわち神がともにおられるという恵みが 特別にマリアに与えられていることが示されているのであり、 マリアが存在の初めから 神と一致していることが示されているとされる。 こうしたことから、 マリアが存在の初めから神と一致し生涯と死を通じて 人のいのちの完成に至ったこと、 人類に対するキリストの救いのわざの もっとも完全で典型的な現れであるとし そのことを示す二つの教義が 無原罪の御宿りと聖母の被昇天であるとされている。 聖母にぽち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.02.25 21:43:25
コメント(0) | コメントを書く
[美術館・博物館] カテゴリの最新記事
|