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カテゴリ:美術館・博物館
パブロ・ピカソの23歳頃に描いた『アイロンをかける女』をゆっくり鑑賞してみましょう
Pablo Picasso b.1881.Malaga,Spain d.1973.Mougins,France Woman ironing(La repasseuse) Paris,spring 1904 『アイロンをかける女』1904年春 パリ「洗濯船」にて制作。 青の時代→バラ色の時代へと移りつつあるころ。 Oil on canvas 116.2cmx73.0cm ニューヨーク「ソロモン・R・グッケンハイム美術館」所蔵。 パブロ・ピカソ Pablo Picasso 1881年10月25日〜1973年4月8日(91歳没) ピカソ=23歳の作品 日本では、日露戦争が勃発した年。 1904年4月、ピカソは、パリに定着する。 モンマルトルの通称「洗濯船」バトー・ラヴォワルに 一室を得て制作にはげむ。 ピカソは、極貧そのものの生活を送っていた。 まもなく、フェルナンド・オリヴィエを知る。 フェルナンド・オリヴィエ・・・とは? Fernando Oliver 1881年6月6日〜1966年1月26日 本名=アメリーラン フェルナンド・オリヴィエと知り合い 生活を共にするようになって、 「青の時代」には、 青一色で塗りつぶされた画面から、 明るさを取り戻した「薔薇色の時代」となる。 室内の女性は、 以前にも描かれていたが・・・ この一点では、 明らかに共同生活者の日常の姿である。 薄い青をまじえているが、 灰色におおわれた飾り気のない空気の わびしい雰囲気は、 当時の彼の生活そのものである。 (写真撮影:ほしのきらり) ピカソにぽち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.08.06 00:10:07
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