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「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

ほしのきらり。

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2022.09.03
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カテゴリ:美術館・博物館
ラファエロの出世作と言えばなんと言ってもヴァティカンでのお仕事です〜それではご一緒に歩く人ダッシュ



ラファエロ・サンティ
​Raffaello Santi​

(左=36歳時)

1483年4月6日〜1520年4月6日(37歳没)

イタリアのウルビーノ公国に生まれる。

盛期ルネサンスを代表する画家・建築家。

レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ

とともに盛期ルネサンス三大巨匠のひとり。

八頭身で長身のイケメン誰にも好かれた人だった。

代表作=『アテネの学堂』


ローマのヴァティカン宮殿「署名の間は、

ラファエロにとって文字通りの

出世作であり、

代表作であるグッド


​ヴァティカン宮殿・・・​とは?

現在では世界屈指の美術館の一つとして、

数々の作品を展示、

公開しているが、


本来は、

ローマ教皇や枢機卿などの高位聖職者、

その他多くのヴァティカン関係者の活動拠点であり、

一般に開かれているのは、

広大な宮殿のスペースの一部に過ぎない。


美術館の収蔵品は、

ローマ・カトリック協会の

総本山にあたる教皇庁が、

何世紀にもわたり築き上げたもので、


その成り立ちの背景には、

長く複雑な歴史が横たわる。


イタリア語および英語では・・・

ヴァティカン「美術館」は、

複数名詞(イタリア語:Musei,英語:Museums)となり、


キリスト教関連の歴史的古物、

美術作品に加え・・・



歴代教皇が収集した古代の彫刻作品など、

実に多種多様な作品が

いくつもの建築内部に所蔵、展示されている。


​ラファエロのスタンツェ・・・とは?​

このヴァティカン美術館のハイライトの一つが、

ルネサンス時代の作品であり、ラファエロが手掛けた

スタンツェ
教皇居室である。


「ラファエロのスタンツェ」と呼ばれる教皇居室は、

彼が装飾に関わった四つの部屋を指す。


​スタンツェ(Stanze)は、​

部屋や居室を意味するイタリア語

​(Stanza)​の複数形であるグッド


ユリウス二世の代に

ローマへ移住したラファエロは、

教皇宮殿三階に位置する一室を、

1508年〜1511年にかけて装飾した。



現在、「署名の間

(スタンツァ・デッラ・セニャトゥーラ

:Stanza della Segnatura)」

と呼ばれる部屋である。


その後、

引き続き1514年までに装飾されたのが、

隣接する

「ヘリオドロスの間

(スタンツァ・ディ・エリオドーロ

:Stanza di Eliodoro)」だ!

この部屋の装飾計画が

終盤に差し掛かったところで、

ユリウス二世は死去、

教皇レオ10世が登位した。




新教皇のもと装飾事業は継承され、

「署名の間」の反対側に位置する

「火災の間

(スタンツァ・デッリンチェンディオ

:Stanza dell’Incendio)」

の壁画が、1514年〜1517年にかけて描かれた。


その後、

やや時をおいて



壁画装飾が実施されることになったのが、

「ヘリオドロスの間」に接する大広間

「コンスタンティヌスの間

(サーラ・ディ・コンスタンティーノ

:Sala di Costantino)」

である。

装飾は、

1519年秋頃に開始されたが・・・涙ぽろり

1520年4月、ラファエロは急逝。

翌年にはレオ10世も他界した。


ラファエロは、

存命のうちに壁画の構成を進めており、

残された素描などをもとに、

計画は彼の工房の弟子たちに引き継がれ、


教皇レオ10世の従弟にあたる

ジュリオ・デ・メディチが、

クレメンス7世として教皇の位についた


1523年11月以降、

実現を見ることになった。

壁画が完成したのは、

1524年である。


(参考文献:中公新書2614ラファエロ-ルネサンスの天才芸術家より)
(写真撮影:ほしのきらり。)

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最終更新日  2022.09.03 00:10:11
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