カテゴリ:雑学
塙保己一(はなわほきいち)と聞いて
思い当たる方は文学をかじっている方ではないかと思います。 江戸時代の偉大な国学者。 7歳で失明しましたが抜群の記憶力と並々みならぬ努力で 盲人の最高位の総検校(そうけんぎょう)に上り詰めます。 国学者として幕府にも重く用いられました。 日本の史書・文学作品が散逸してしまうことを恐れ 『群書類従』(約670冊)『続群書類従』(約1200冊)を編纂することになりました。 その苦労たるや計り知れません。 それにかなりのお金がかかっていますね! 詳しいことはネットでも調べられるので私の下手な文章はこの辺で(^_^;) 記念館の建物です。 説明をして下さる方が親切にしてくださいました(*^。^*) 今でも『群書類従』は渋谷の温故学会会館というところに 版木が残っていて必要に応じて刷ってくれるそうです。 渋谷の国学院大学が裏にあるそうです。 ちなみにこの版木は今の原稿用紙(20×20)のもとになるのだそうです。 有名な保己一のエピソードで 幕府に願って作った学問所「和学講談所」で ある晩講義中ろうそくの火が風で消えましたが 保己一がそのまま続けようとしたのに弟子が何も見えないと言うと 「さても目あきというものは不自由なものじゃ」 と行ったというお話があります。 どこかで聞いたことがあるかもしれませんね(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[雑学] カテゴリの最新記事
|
|