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顕正会 『叱狗論』

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2008年09月15日
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カテゴリ:富士の信仰と化儀
   通夜・葬儀について



 通夜から葬儀まで次の点に気を付けましょう。



○ 総代や法華講の役員は、葬儀に、多くの講員が出席できるように配慮して連絡します。また、火葬場への同行者と交通の便も考えておきます。


○ 御僧侶をお迎えに伺う前に位牌を寺院に届けておきます。御僧侶が到着後、法衣に着替えたり戒名を記されたりする場合のため、時間には余裕を持ちましょう。また、喪主はなるべくこのとき、御僧侶に挨拶をします。




○ 葬儀を機会に遺族が信心に目覚めることがよくあります。葬儀は法統相統の大事な契機でもあるのです。正宗化儀に則った葬儀を少しでも理解できるように、講中責任者の立場の人は、遺族への簡単な説明や、状況に応じて御僧侶に不明な点を取り次いであげる等、また遺族の数珠経本の手配が行き届くように気遣いましょう。




   お通夜



 日蓮正宗の儀式としての通夜は、正宗の法式に則り、導師御本尊を祭壇中央にお掛けして、御僧侶の導師により行います。



 その順序は



 一、御本尊奉掲(前もってお掛けしてある場合もある)



 一、読経



 一、焼香(寿量品に入って導師、喪主、そののち講中代表者、そして遺族・親族、一般列席者とするのが望ましい。会場が自宅の場合、廻し焼香で良い)


 一、唱題


 と続きます。



 通夜とは「夜を通す」と読みますように、このあと故人のご遺体のそばで遺族が徹夜で唱題し、故人の成仏を祈ることです。文字通り夜通し行うことを言いますが、「半通夜」として一定時間だけでも有縁の人を中心に唱題をしてあげることが大切です。


 「我等衆生死したる時・妻子眷族あつまりて悲歎するを揚声大叫とは云うなり、……親属を鬼神と為し……」(御講聞書 全集八二一ページ)



 大聖人様は、臨終を迎えようとする人の側で、悲しみの余り泣き叫ぶ妻子は鬼神であると説かれています。故人が妻子・眷属に思いを残して苦しみ、今生に清く別れを告げられないことは、成仏の妨げとなります。


 葬儀もまた、成仏の儀式に差し障りがないように、静かに送ってあげることが死者への作法です。遺族の悲しみはもっともなことですが、その悲しみを発心に向け、できるだけお題目を唱えてあげるようにいたしましょう。



   葬儀



 葬式は単なる形式ととらえるのではなく、本人の生前の信仰の帰結を示すものですし、遺族が一心に故人の即身成仏を願う大事な儀式でもあります。



そのためには三大秘法の仏法によってのみ、それが叶うという確信を持つことが大切です。(「日蓮正宗の行事」参照)



 〈葬儀と告別式〉


 本来、告別式と葬儀はそれぞれ違った意味を持っておりますが、現代では時間や場所の都合で一緒に行うことが多くなっています。葬儀の流れの中に告別式も含んでいると考えられます。



 〈式の流れ〉 


 正宗の葬儀・告別式の流れは、次のような形式が一般的です。



 一、喪主・親族等着席


 一、御導師(僧侶)出仕


 一、題目三唱



 一、読経(方便品、寿量品)


 一、焼香(寿量品に入ったら導師に引き続き、以下通夜と同じ)



 一、弔辞、弔電披露(省略もあり)


 一、読経(自我偈)、題目


 一、御観念文


 一、題目三唱



 一、御導師退座


 これで一応終了し、出棺の準備になりますが、ここで導師御本尊を奉収します。



 〈お別れ〉

 葬儀がすむとお棺のふたが開けられ、故人と最後のお別れをします。棺の中にはまずご飯、おだんご、遺品の一部を入れてあげますが、金物やガラスなど燃えない物や大量の果実や菓子などは避けます。



 次にお別れは供えられもた樒を十センチ程の小枝に分けて全員に配り、喪主・親族・有縁の人の順で、各自が唱題しながら故人の胸の上などに置きます。お別れの華も樒に限ります。


 導師は棺の故人の頭の方にいて、御本尊様を奉持してお別れがすむまで唱題します。遺族や会葬者も唱和します。




 〈火葬場での荼毘と骨あげ〉



 火葬場に着いたら炉の前に棺を安置して、導師のもとに最後の読経唱題をします。これを荼毘と言います。



 火葬が終了したら遺族は釜の前に集まります。用意した著で一つの遺骨を二人ではさみ、唱題しながら骨壷に入れます。関東では順序は足の方から上半身にと拾いますが、関西ではのど仏と頭骨のみを納める等、地域によって作法に違いがあるようです。



 〈後飾り〉


 出棺した後は喪家と親しく、勝手の判った人が残って祭壇を片付け、遺骨が戻ってきたときの準備をします。



 精霊の台は本来、御本尊様の前にあつらあえるものですが、今日の生活上、一般的には仏壇の斜め前横に白布をかけた精霊台を作り、遺骨と位牌を安置し、水やご飯の御供えをします。



 今は葬儀社が精霊台(棚)を用意してくれます。七七日忌(四十九日忌)には台は片付けます。



 遺骨の埋葬については決まった日限はありません。なるべく五七日忌、七七日忌を期して埋葬するか、寺院に預けます。



 遺影をかかげる場合は鴨居の上に掛けます。御本尊様の上は避けて下さい。


(大白法第384号)





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最終更新日  2008年09月16日 19時55分10秒
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