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カテゴリ:飯島多紀哉
今回は桃瀬毬絵役のみ~こしゃんのお話です。 み~こさんは、み~こしゃんと呼びたくなるほど可愛らしい。 電波ソングの先駆者として名を馳せるMOSAIC.WAVのボーカルとして有名ですが、実は声優さんなのであります。 どうしてもその知名度から音楽活動のほうが前面に出てしまいますが、昔から声優さんとしても活動されているのです。 そんなみ~こさんとの出会いは十年以上も前に遡ります。 『アパシー』のファンだという彼女とお会いする機会に恵まれました。 実を言うと彼女、DSで発売された『アパシー 鳴神学園都市伝説探偵局』からのファンなのです。 『アパシー』シリーズを追いかけてくれているファンの多くは、SFC版の『学校であった怖い話』からのファンや同人版として展開している『アパシー 学校であった怖い話』のファンです。 『アパシー 鳴神学園都市伝説探偵局』からのファンというのは実に貴重です。 イベントなどではいまだに続編を作ってほしいという熱心なファンの声が聞こえてくるのですが、み~こさんもその一人なのです。 そんなみ~こさんとお友達になり、『アパシー 学校であった怖い話 特別編』のテーマソングや『学恋2』でスンバラリア星人のテーマソングを提供していただきました。 実は生で聴いたことのなかった僕は『アパシー 学校であった怖い話 特別編』のテーマソングである「花一匁」を目の前で聴きたいなあなどと呟いたのがきっかけで、『第一回鳴神学園生徒総会』のオープニングではなんとみ~こさんが生歌を歌ってくださいました!! これはイベント開催直前に急遽決まったことで、会場に集まったファンの方々もサプライズな演出に涙ぐんで歓喜しておりました。 というわけで、み~こさんとは十年以上仲の良いお友達としてお付き合いさせていただいております。 十年前にナナコロが活動していたころはいつも応援してくださっていたみ~こさん。 僕がいったん同人活動を引退してからも労いの言葉をかけてくださり、そして昨年夏『アパシー 学校であった怖い話 新生』を発表した時、誰よりも早くその噂を聞きつけて喜んでくれたみ~こしゃん。 僕は、そんなあなたがずっと大好きでした。 み~こさんが声優として活動されているということを以前から知っていたので、いつか声優さんとしても一度お仕事をしたいなあと考えていたため、『第一回鳴神学園生徒総会』では数多の怪談師さんに交じって岩下明美役を演じていただきました。 本来は怪談師さんにお願いする予定だったのですが、ここは僕が無理を言ってみ~こさんにお願いしたのです。 皆さんが怪談を語る中、ただ一人朗読劇というパートを演じるにあたり、どんな役柄にすべきかどういう話をするべきか悩んでおりました。 『アパシー』シリーズのファンだからこそ、岩下明美という役柄の重大性とその難しさを痛感され、なんども役柄について相談され打ち合わせを重ねました。 それほど、み~こしゃんは一生懸命だったのです。 そんな彼女のために用意したシナリオは「正義のゴネシエーター」というタイトルの新作シナリオ。 これは『アパシー 学校であった怖い話 極』のクラウドファンディング版で書き下ろした特典用のシナリオで、朗読には向いていると思いました。 しかし、岩下さんの語りは難易度が高く、その雰囲気を醸し出すために幾度となく練習し、あのイベント用にリライトしたシナリオを頑張って演じてくださいました。 本当に大役ご苦労様でした。 そんな「正義のゴネシエーター」は多数の選択肢を盛り込んだ分岐バージョンとして『アパシー 学校であった怖い話 ドラマCD』と同日発売予定の『アパシー 学校であった怖い話 新生2』のシナリオとして収録されていますので、ぜひお楽しみに! エグい分岐の連続は、昔からの『学校であった怖い話』ファンには舌なめずりペロペロものですから。 で、『第一回鳴神学園生徒総会』の当日には『アパシー 学校であった怖い話 ドラマCD』のキャスティングが発表されるわけで、み~こさんは自分も関われるのかドキドキされていたようです。 僕はみ~こさんの一生懸命さは昔から本当に実感していましたので、おそらくはどんな役をお願いしても期待以上の結果を残してくれるだろうと思っていました。 そこで、お願いしたかったのが『学校であった怖い話』と『小学校であった怖い話』の世界をつなぐキャラクターであり、今後重要な役どころを担うことになる桃瀬毬絵先生でした。 可愛らしさと妖艶さを秘めて善にも悪にもブレる、ふり幅の大きいキャラクター性は岩下明美に負けず劣らず難しいキャラクターなのですが、み~こさんは即答で引き受けてくださいました。 そして、オープニングでは新シナリオ「七不思議の集会」を語り部として語り、さらにその流れで七話目のいくつかにも重要な役割で登場されます。 さらに、予約限定版特典では十年来のファンだからこそのフリートークを炸裂してくれますし、セット特典のシチュエーションでは可愛らしい毬絵先生を披露してくださいます。 これ、必聴ですのでお聞き逃しなく!! 来年度は『学校であった怖い話』25周年ということもあり様々な展開を考えていますが、色々なところでみ~こしゃんの力を借りることになると思います。 長きに渡り陰日向に応援してくださったみ~こしゃん、今後も一緒に活動していけたら本当に嬉しいです。 感謝してもしきれません。 今後ともどうぞ、よろしく!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.12.22 23:08:41
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