ナスの花と夕焼けと
毎ナスの花 甲府盆地の夕焼け毎朝庭に出て1本の樹に一個しか実らなかったスイカを眺めているがその隣にナスの樹もあるのでその花の写真を撮った。その日の夕方帰宅した時西の空をみたら夕焼けが綺麗だったので一緒に載せさせていただいた。スイカは雄花と雌花が別々の所に開花するので見事に受粉が成功して雌花の根元についているスイカの幼実が成長してスイカになるのは稀である。しかしナスは一つの花の中に雄しべと雌しべがあるので、花が咲いたらそのまま実になるということで一本の樹に一杯ナスがなる。上の写真で中心にある黄色の芯が雌しべでそれを取り囲んでいる橙色の芯が雄しべだと思われる。一杯なっていたナスも7月下旬頃には花が咲かなくなり実もならなくなった。そこでユーチューブに教えてもらって枝切をした。そしたら新しい枝が伸びてきてその枝に花が咲きナスが一杯実るようになった。昨夕そのナスを使っての料理が出たが、柔らかくてとても美味しく、剪定する前に収穫していたナスより美味しいように感じた。一本の樹に一個しか実がならなかったスイカと一本の樹に何十、何百個と実を成らしたナス、いずれも自然界の恵みと法則によってもたらされたものだが、夕焼けはその自然を象徴するもので、スイカやナスそして私達を見守ってくれているのだなと思った。