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一 夢 庵 風 流 日 記

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2006年08月17日
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”色は匂へど散りぬるを”



空海作といわれる「いろは歌」は、日本語による言語遊戯の最高傑作である。

意味をわかりやすくするため漢字混じりで書くと次のようになる。


色は匂へど散りぬるを  我が世誰ぞ常ならむ  
有為の奥山今日越えて  浅き夢見じ  酔ひもせず



この「いろは歌」を巧みに用いたのが、「仮名手本忠臣蔵」であった。


いろはにほへと  ちりぬるをわか  よたれそつねな  らむうゐのおく
やまけふこえて  あさきゆめみし  ゑひもせす



各行最後の文字を順に読むと、「とかなくてしす」となり、「咎無くて死す」となる。

しかも47文字と47士で一致するというお見事なお手前。


31音からなる和歌でも、同じ文字を二回使ってはならないという制約はなかなか

クリアできない、「古今和歌集」に物部よしなの歌があるが、


よのうきめみえぬやまぢへはいらむにはおもふひとこそほだしなりけれ

世の憂き目見えぬ山路へ入らむには思ふ人こそほだしなりけれ



言葉遊びをしているようで意味は深い、本気で言葉遊びを演じていたのだろう。


そういえば空海は唐に留学中、両手両足と口に合計5本の筆を持って同時に文

字を書いたという、暇なひとはチャレンジしてみてはいかがだろうか。


九谷焼湯呑み いっぷく碗(茶托付)いろはにほへと  いろはにほへと  日本の桜、歴史の桜  古今和歌集表現論



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最終更新日  2006年08月17日 17時51分39秒
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