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2011年12月30日
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カテゴリ:国内政治
第二次大戦時において、ドイツナチスの宣伝効果による大衆支配は有名である。

しかしながら、「国民も後押ししていった」とか、「言論統制によりナチスが

国民を統制していった」といった政治的意図を基調とした意見が多い。

ここからは、マスコミとの関わりの中で学術的に論じていく。


アメリカにおいては、大戦時のドイツは政治宣伝(プロパガンダ)により、

大衆をうまく操ったとする意見でまとまっている。送り手が意図的に、情報や

イメージを操作し、目標達成のためにマスコミを利用していく。

これを、「弾丸効果モデル」といい、効果が大きく早いということから名づけられた。

このモデルは一般的に広まっており、日本においても弾丸効果モデルとして

ナチスの宣伝をとらえている者が多いように感じる。


しかし、西ドイツの研究では異なった研究報告がなされている。人々は自らの

意見が少数派に属すると判断すると、次第に意見を表出しなくなる。つまり、

メディアが大きく報道し、大々的に流す意見が多数の意見として考え、異なった

意見を持つ少数派は、徐々に口をつぐんでしまうというのだ。

これを、「沈黙の螺旋モデル」と呼ぶ。


二つの分析は、当事者側からの分析と第三者側からの分析として、非常に

興味深い相違がみられる。アメリカからみれば、ドイツ国民はアホだから、

洗脳された。また、宣伝方法が巧みで、国民をうまく操ったとしている。

ドイツでは、当時も様々な意見があり、民主制は機能していたが、マスメ

ディアが報道する内容と意見が統一的になり、徐々に異なる意見が発しづ

らくなり、沈黙していったとなる。


現在未来において、わが国では消費税と原発関連をはじめとする電力供給量と

電気料金の問題、東電への賠償と国家管理すべきか否かという問題、さらに今年

死刑執行ゼロという法務大臣の問題、隣国との外交問題と多くの重要な政治項目

を抱えている。そのどれもが、生活に密接にかかわってくる問題である。

沈黙の螺旋に巻き込まれることがないよう、自分たちの生活の目線で意見を

持とう。自分の立脚点から意見を述べることが、国のために重要なことである。



       

            出雲大社 旅の記録動画





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最終更新日  2011年12月30日 15時47分28秒
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