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カテゴリ:映画DVD鑑賞評価
もっち~自分勝手評価 総合点:77点 HT点:★★★☆☆ 今年の年初に公開され、影ながら話題があった作品です。 話は全て実話。 最近、実話に基づいた作品って多いですよね。 CGを代表したSFもマンネリ化し、中途半端な作り物よりもリアリティーがあって良いのかも知れません。 この映画、別にインディアンが出てくるわけではありません。 (まったく出てこないわけでもないですが。。。) インディアンとは主人公が愛用する1920年ごろのバイクの名前。 話の舞台は1960年代。主人公は60を超える一風変わった、世間からは変わり者といわれる老人。 その老人が、骨董品とも言える愛車インディアンに乗り、世界最速レースに挑戦する話。 っといっても、時速1キロでも速く走れるように、苦悩してマシンを作り上げる話ではあません。 多少はそのようなお話もありますが、大半はロードムービーとも言える、旅のお話です。 というのも、この老人が住むのはニュージーランドの片田舎。 レースが開催されるのはアメリカ塩平原(たぶん西海岸のへん) 物語の大半は、愛車インディアンを牽引し、会場まで行くまでの、各地での人との出会いを描いた作品です。 ニュージーランド片田舎と、大都会のアメリカでは、文化、ルール、金銭感覚全てが大きく異なります。 ニュージーランドでも変わり者扱いされた老人は、当然アメリカもで変わり者扱いされます。しかしそんな環境の違いにも動じる事のないほど人生を生きてきた老人は、ルールの違いも素直に受け止め、持ち前のポジティブな性格から、数多くの方と出会い、さまざまなドラマを経て会場に着きます。 つまり心温まるお話に仕上がっているのです。 といっても、後半は最速へのチャレンジです。 塩平原で時速競技するマシンの撮影はCGとかでなく全て本物。 本物ならではの迫力ある映像もしっかし収められております。 バイクで最速を目指すというストーリーは知っており、モータースポーツ好きの私はその変に期待してこの映画を見ましたが、普通に人間味のある部分に惹かれてしまいました。たぶんそれは、主人公のある意味カッコイイ老人が作り物ではなく、実際に存在し、実話ベースの物語だったからだと思います。 純粋にモータースポーツを期待したらちょっと残念かもしれませんが、是非見て欲しいいい映画だったと思います。 といいつつもちょっとクドイくてベタな部分もありますけどね。 音響は、ま~あまり気にする映画ではないですね。 レンタルDVDショップで、借りるものに迷ったら、手にとってみてもいい作品だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/10 12:56:25 PM
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