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2014.12.28
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今年最後の(多分)山登りに行ってきました。
行き先は、西穂高岳独標です。実は、今を去ること20年以上も前、1990年9月に、初めて登った山がこの山なのです。(ただし、無雪期です)そのときは上高地から登って、しかし途中で雨が降り出したため、山頂手前で引き返しました。冬に初めて登ったのは2002年の3月でした。そのときは職場の同僚と数人で登ったのですが、吹雪のため途中で引き返しました。次は2011年2月、このときは快晴で無風だったのに、時間切れで山頂にたどり着けませんでした。前夜日や湯温泉に前泊したのですが、当日はロープウェーがすごく混んでいて、乗るのに確か1時間待ちくらいでした。で、今度こそ、と思った去年の年末は、やっぱり吹雪で登れなかった。この間、無雪期は2005年10月に山頂まで登りましたけど、積雪期は3回挑戦して全部敗退。今度こそ、と去年に続いて、2年連続で挑みました。

20141227Nishiho01.jpg
新穂高ロープウェーの終点。なかなかの積雪量ですが、例年と比べて特別に多い、というわけではないようです。歩き始めは吹雪でしたが、上空には晴れ間が見えます。低い雲が雪を降らせていて、それを抜けると上は晴れのようです。

20141227Nishiho02.jpg
登っているうちに晴れてきました。しかし、皆さんスノーシューやワカンを持ってきています。私も、ワカンは持っているので、持ってくればよかったかな、と思いました。結果的に、一般ルートはトレースがしっかり付いていたので必要なかったですが。

20141227Nishiho03.jpg
ロープウェーの終点から山荘までは、難しいところはなく、冬山装備さえあれば誰でも登れますが、こうやって見ると、実はそれなりの斜度があります。

20141227Nishiho04.jpg
西穂山荘に着きました。山荘から先は稜線上なので見晴らしは抜群です。写真は笠ヶ岳。下の雲が雪を降らせていたようです。

20141227Nishiho05.jpg
笠ヶ岳から、稜線をはさんで反対側の霞沢岳。

20141227Nishiho06.jpg
夕日に染まる西穂高岳。翌日目指す独標は、この写真だと右から2番目の、少し黒っぽいピークです。
で、この日の晩は西穂高山荘に宿泊。びっくりするくらいの満天の星空でしたが、三脚を持っていかなかったので星空の写真は撮れませんでした。

20141227Nishiho07.jpg
明けて今日。昨日に続いて快晴。風は、まあこの時期の北アルプスとしてはそれほど強い風とはいえない程度。さあ、西穂高独標を目指すぞ!

20141227Nishiho08.jpg
右手前が焼岳、中央奥が乗鞍岳。

20141227Nishiho09.jpg
独標が、だいぶ近づいてきました。すでに山頂には大勢の人が。独標の基部までは、特に問題はなくて、最後の登りのほんの数十メートルだけが問題なのです。と、思っていたのですが、実際登ってみたら、あっさり登れました。

20141227Nishiho10.jpg
そして、ついに西穂高独標到着。しかし、着いてみたら、面前には、さらに高い西穂本峰がそびえている(当たり前ですが)
ほぼ中央がピラミッドピーク、その右奥が西穂高岳山頂、右端が北アルプスの最高峰、奥穂高岳です。
みんな、どんどん独標を後にして、西穂本峰に向けて進んでいくではないですか。私も、見ているうちにこのまま引き返すのが惜しくなり、ひょっとしてピラミッドピークまで、せめてひとつ先の峰(無雪期に、ここまでは行ったことがある)まで行ってみようと、独標から下り始めたのですが、十数メートル下ったところに若干厳しいところがあって、断念して、引き返しました。今の私の冬山技術では、単独で行くのはちょっと厳しいなというところです。惜しいけど仕方がない。

20141227Nishiho11.jpg
登ってきた道を振り返って。下から見上げると遠いですが、上から見下ろすと、西穂山荘もロープウェー終点も目の前に見えます。

20141227Nishiho12.jpg
奥穂高岳から吊尾根、前穂高岳。

20141227Nishiho13.jpg
前穂高岳と岳沢。天然のデコレーションケーキ。雪が生クリームみたいです。

20141227Nishiho14.jpg
独標の基部まで降りてきて、山頂を振り返える。こうやって見上げると、なかなかの斜度です。でも、思ったほど厳しくはなかった。晴天のおかげですけどね。去年2月に登った赤岳の方が、厳しかったかな。
結局最後まで晴天のまま、思ったより簡単に西穂高独標に登ることができました。
例によってフィルムの写真も撮っています。アップできるのは年明けになるでしょう。





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最終更新日  2014.12.28 23:09:17
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