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2017.11.14
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カテゴリ:政治
共産・志位氏、首相批判「晩餐会に野党招かなくなった」
「かつての自民党政権は首相主催の晩餐会に、野党党首も招待し、超党派でもてなしたが、安倍政権になって一切なくなった」。共産党の志位和夫委員長は11日付のツイッターで、トランプ米大統領をもてなす6日の夕食会に野党党首を招かなかった安倍晋三首相に苦言を呈した。
2000年から党委員長を務める志位氏はツイッターで「私も招待があったときは必ず参加した。米国のブッシュ大統領と挨拶、ツーショットの写真を撮ったこともある」と振り返り、首相に「見直した方がよいと思う」と求めた。同党によると、第1次政権を含めて安倍政権で志位氏が招待されたことは一度もないという。

---

正直なところ、野党党首が外国要人の晩餐会に招待されているかどうか、ということは特に注目していませんでした。が、外国要人を「日本国として」歓迎する、というのであれば、確かにその歓迎の主体は与党だけの独占物ではないはずです。そのあたりについて、かつては自民党にも良識と配慮があったから、晩餐会に野党党首も招待していたのでしょう。
何で普段反米的な主張を掲げる共産党の委員長が米国の大統領の晩餐会などに出るのか、という意見もあるでしょうが、それが政治の本来の姿だと私などは思うのです。親しき中にも礼儀あり、という言葉がありますが、対立する間柄でも一定の礼節はあってしかるべき、ということも言えるのではないでしょうか。

かつて55年体制下で、自民党と社会党は表では激しく対立しながらも、裏では常に交渉と妥協が行われていた、というのは、今日では批判的に言及されることが多いようです。確かに「やり過ぎ」な面は否めなかったのでしょう。しかし、政治とは完全勝利と無条件降伏ではない、という見地から考えれば、対立する問題について遺恨を最少限度におさえ、政治を円滑に進めるための合理的な手段でもあったと思います。

安倍は、お友達優遇、と言われますが、裏返せばお友達以外、特に「敵」と認定したものに対しては徹底的に攻撃的な態度を取ろうとする、ということでもあります。与野党の質問時間の配分、首相でありながら国会ですぐキレる、首相自らヤジを飛ばす、などのことは、すべてそこにつながっているのだと思います。この件も同様です。「敵」である野党は政治的に切り捨て、外交の儀礼的な場さえ同席したくない、というわけです。
個人の友達関係なら、意見の違う奴とは没交渉、でもいいでしょう。しかし、政治とは、そういうものではない、と私は思います。あれだけ激しく対立していた冷戦時代の米ソでさえ、国交断絶したことはないのです。そうでなければ、戦争以外に政治的な対立を解消する術はなくなってしまいます。否、戦争中の当事国同士でさえ、裏では交渉チャンネルを維持している例は、多々あるのです。





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最終更新日  2017.11.14 19:00:13
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Re:政治的切捨て(11/14)   Bill McCreary さん
>何で普段反米的な主張を掲げる共産党の委員長が米国の大統領の晩餐会などに出るのか、という意見もあるでしょうが、それが政治の本来の姿だと私などは思うのです。親しき中にも礼儀あり、という言葉がありますが、対立する間柄でも一定の礼節はあってしかるべき、ということも言えるのではないでしょうか。

たとえば仮に共産党が単独与党になったとしても、別に米国と断交はしないでしょうからねえ。当たり前ですけど。

>あれだけ激しく対立していた冷戦時代の米ソでさえ、国交断絶したことはないのです。そうでなければ、戦争以外に政治的な対立を解消する術はなくなってしまいます。否、戦争中の当事国同士でさえ、裏では交渉チャンネルを維持している例は、多々あるのです。

たとえばかつては、自民党の中にも朝鮮総連といい関係にある、北朝鮮と太いパイプがある政治家がいましたし、ましてや国交回復前の中国とも、いろいろなチャンネルがあったわけです。でなければ、首相になった直後の田中角栄が、いくら中国側が早急な国交回復を熱望していたとしても、あの時に中国を訪問できたわけがない。そういったつながりが日本よりずっと希薄だったであろう米国は、ニクソンが訪中してからカーター時代にやっと国交を樹立したくらいです。

で、昨今世界的に右翼が強い時代になっているので、安倍流の敵は徹底排除という思考がかなり広まっているように感じます。イスラエルで安倍同様一度首相の座を滑り落ちたネタニャフが長期政権を維持していたり、オーストリアで右翼が選挙に勝ったりしたのもその一環でしょう。例のカタルーニャの問題だって、その側面が強いと思います。しかしそれが効果的かというと、カタルーニャばかりでなくキューバや北朝鮮など、強硬策は国内的には評価されても外交としては効果は低そうです。 (2017.11.15 07:52:05)

Re[1]:政治的切捨て(11/14)   inti-sol さん
Bill McCrearyさん

>たとえば仮に共産党が単独与党になったとしても、別に米国と断交はしないでしょうからねえ。当たり前ですけど。

当然ですよね。したがって外交的儀礼も維持され続けるに決まっています。

>自民党の中にも朝鮮総連といい関係にある、北朝鮮と太いパイプがある政治家がいましたし、ましてや国交回復前の中国とも、いろいろなチャンネルがあったわけです。

そのとおりですね。そのような幅広さが、今の自民党から消えてしまい、単なる極右政党になっているのが現状です。で、敵との妥協を知らなければ、「身内」以外との円滑な関係が作りにくいのは言うまでもないことです。それをよしとするが今の自民党であり、その支持層ということになるのでしょう。 (2017.11.15 22:35:15)

Re:政治的切捨て(11/14)   甲斐駒ファン さん
似たような話がありましたね。首相との激しいやり取りをしてきた野党議員の話で、小泉氏が首相の時は、そんなことにかかわらず、エレベータの中で出会ったときはにこやかに話しかけてきたとか。対して安倍総理は全く無視し、目を合わせることもなかったとのこと。
(2017.11.16 18:08:27)

Re[1]:政治的切捨て(11/14)   inti-sol さん
甲斐駒ファンさん

>小泉氏が首相の時は、そんなことにかかわらず、エレベータの中で出会ったときはにこやかに話しかけてきたとか。対して安倍総理は全く無視し、目を合わせることもなかったとのこと。

その話は初耳です。が、さもありなん、と思います。「お友達」とそれ以外に対する態度の差があまりに露骨過ぎる。それが加計や森友に対する優遇の理由でもあります。
小泉だって、腹の中でどう考えて、そのような態度をとったのかは分かりませんが、そうだとしても、それは政治に限らず、多くの人の支持を取り付けるためには重要なことでしょう。 (2017.11.16 23:25:36)


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