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テーマ:野鳥好きっ♪(15738)
カテゴリ:登山・自然・山と野鳥の写真
4月30日、ゴールデンウィーク前半の最終日は高尾山に登ってきました。2週間前に行ったばかりなのに!高尾山結構な回数行っていますが、1ヶ月に2回行ったのは初めてではないかと思います。
前回のときは、午後登りはじめて、わき目も降らずにひたすら登って1時間で山頂に着きましたが(それでも、怪我の前は45分で登っていたのに比べると、だいぶ遅い)、今回は鳥の写真を撮りながらゆっくり登ることにしました。 が、その一方で、家庭の事情により、お昼には帰宅する必要がありました。 さて、ゆっくり登りつつ、午前中で帰ってくる、そんなことできるのか? 解決策は朝早く出発、しかありません。 詳細は省きますが、4時半に起きて、6時半には高尾山口を歩きはじめました。 さすがに人はまだいない・・・・・・と、思いきや、数は少ないながらも、すでに登っている人はいるのです。それでも、日中の混雑ぶりとは大差がありましたが。 登りは、表参道から、2号路を経て3号路に入りました。南斜面コースです。 ひときわ大きな声でさえずっていたこの鳥は、ガビチョウ。昨年6月に鎌倉アルプスで初めて遭遇しましたが、中国南部から東南アジア北部が原産で、飼い鳥が籠脱けして野生化した鳥です。きれいな声ではあるのですが、やたらと声が大きいのです。それが原因で、飼い鳥としては近所迷惑になるので野に放たれてしまった例もあるようです。以前は高尾山で見かけた(声を聞いた)記憶はないのですが、調べたところすでに数年前には高尾山で定着していたようです。鳴き声に記憶がないのは、さえずりの時期に登っていなかったからかもしれません。 こちらは日本在来種代表、キビタキ。姿もきれいでさえずりも美しい夏鳥です。高尾山のあちこちでさえずっていました。声量はガビチョウには少し負けるけど、よく通る声です。在来種と言っても、渡り鳥なので冬になれば東南アジアに渡るんですけどね。 同じくキビタキです。先の写真もこの写真もオスです。 またキビタキ(オス) 今度はキビタキのメス。オスに比べるとかなり地味です。 山頂に到着。鳥の写真を撮りながらだったので、大幅に時間を要し、9時過ぎに到着しました。登り所要時間2時間半。 エネルギー充填中。下りもあるし、まだ午前中なので、泡の出る麦茶は自重。 眼前に富士山。2週間前にきたときは見えませんでしたが、今回は見えました。 富士山をもう1枚。 そして、下りは4号路から2号路北側へ、つまり北斜面をとおりました。 シャガ。前回も写真をアップしました。まだまだ満開です。これもアヤメの仲間なんですね。確かに似ています。 調べた限り、ラショウモンカズラではないかと思います。シソ科だそうです。確かに葉がシソに似ています。 そして、高尾山口駅に戻ってくると、高架下にツバメが巣を作っていました。 でも、普通のツバメじゃありません。イワツバメです。普通のツバメと近縁ですが、燕尾がツバメほど細長く尖ってはおらず、トビくらいのへこみ方です。背中から見て腰が白いのもツバメとの識別点。東京を始めとした大都会の中心部には姿を見せませんが、都市の周辺部や地方の中小都市ではよく見かけます。実は、前日に行った東京港野鳥公園にもいました。飛翔中は動きが速すぎて、まともな写真は撮れませんでしたが。この日も、飛んでいる写真はことごとく失敗しました。 突然3羽になって、しかし1羽が追い払われました。何回かこんな場面がありました。巣の場所の取り合いか、またはメスを横取りしようと元カレの乱入(笑)か、どちらでしょうね。 巣の形も普通のツバメのお椀状とは若干違い、壷状のようです。 下りは1時間半ほどかかり、結局自宅には12時を少し過ぎた時間に帰りました。私が下山する頃には、登る人が大行列。やっぱり高尾山は早朝に登るほうがいいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.05.06 09:05:26
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