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テーマ:政治について(19784)
カテゴリ:政治
肺がん患者にヤジ 自民・穴見議員が謝罪
自民党の穴見陽一衆議院議員が、国会に参考人として招かれた肺がん患者の男性に対し、「いい加減にしろ」とヤジが飛ばしていたことを認め、謝罪した。 穴見議員は先週、受動喫煙対策を強化する法案の審議中に、参考人の肺がん患者の男性が「屋外でもなるべく吸ってほしくない」などと意見を述べた際、「いい加減にしろよ」とヤジを飛ばした。 21日になり穴見議員は謝罪した上で、「喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いでつぶやいた」などと釈明するコメントを出した。 法案を審議していた衆議院厚生労働委員会の高鳥委員長は穴見議員を口頭で厳重注意したが、野党側は、「議員にあるまじき発言だ」として男性に直接謝罪するよう求めている。 --- まったく、穴見議員に対してこそ、「いい加減にしろ」という言葉がふさわしいでしょう。 要するに、この人は喫煙者なのです。この人に限らず政治家には多いそうですが。自分たちが自由にタバコを吸いたい、という欲望を満たす妨げになる参考人の発言が許せない、ということなのでしょう。 わたしが思うに、きっとこういう人が、将来肺がんになり、在宅酸素になり、それでもタバコをやめないんだよ。挙句の秦に酸素吸入中にタバコを吸って、炎上して死んだりするんですよ。 しかも、驚くべきことに、この穴見議員はがん研究振興財団の理事だ、というのです。ステージ4の肺がんといえばガン末期なわけですが、その発言に対してガン研究財団の理事がこのような発言をするとは、ここまで来ると、もはや何かのギャグか?という気分になってきます。 もっとも、こういう言語道断の発言を口に出してする議員はわずかでも、腹の中では似たようなことを考えている議員は自民党に大勢いるんじゃないでしょうか。だから、受動喫煙対策法案の改正案が、厚労省の当初案から大幅に骨抜きにされたのでしょう。 受動喫煙対策 初の罰則付き法案 自民部会が改正案了承 自民党厚生労働部会は22日、受動喫煙対策を強化する健康増進法の新たな改正案を大筋で了承した。昨年の厚生労働省案より規制は大幅に後退したが、喫煙者や施設管理者などに対し、罰則付きで受動喫煙防止を義務づけた。法律で罰則を設けるのは初めて。政府は3月上旬に閣議決定し今国会に提出する。 --- こうやって受動喫煙対策法の骨抜きを図る一味の一人が穴見議員だった、ということなのでしょう。 考えてみると、わたしも受動喫煙の被害はそれなりにこうむって来ました。わたしは生まれてこの方、ただの1本たりともタバコを吸ったことはありません。今後も、笛を吹いている限り、絶対にタバコは吸わないでしょう。それにもかかわらず、20年くらい前まではずいぶんタバコの煙を吸って(吸わされて)きました。まさしく受動喫煙です。20年くらい前に職場が禁煙となって、非常に助かったというのが偽らざる感想です。 それでも、いまだに飲食店(主に居酒屋)ではタバコの煙に巻かれることはあります。まあ、飲んでいるその場はあまり気にも留めないのですが、翌日、自分の着ていた服の臭いをかぐと、なんともめまいがしそうな気分になることがあります。 まあ、わたしの周囲にも喫煙者はいるので、あまりタバコを悪し様に言うのは気が引ける部分もあるのですが、それでも、やっばりタバコの煙を吸わされるのは勘弁して欲しいと思います。それに対して「いい加減にしろ」などと言う国会議員の存在は、信じ難いとしか言いようがありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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穴見はジョイフルの経営者ですが、こんなことでいいんですかね(苦笑、いや笑っている場合ではありません)。
日本もさすがにだいぶ喫煙にうるさくなってきましたが、海外よりはだいぶ甘いですね。私も非喫煙者なので、それなりに行きやすくなったと思います。 >わたしは生まれてこの方、ただの1本たりともタバコを吸ったことはありません。 そうなんですか。それはすごいですね。私は遺憾ながら20本未満だと思いますが、吸ったことはあります。 で、たぶんinti-solさんもそうでしょうが、喫煙者の女性は私は苦手です。 日本である程度喫煙が肩身が狭くなってきたのが80年代の終わりくらいでしょうが、私の父も非喫煙者だったので、私が吸わないのはその影響だと思います。が、父がたの祖母は吸っていました。80年代くらいまでは、日本では、男たるもの煙草くらい吸えという気風があったと思います。80年代のテレビドラマを観ていると、成人男性の登場人物がほぼ全員喫煙者であることに驚きます。 //blog.goo.ne.jp/mccreary/e/3d86f35e416aba0bf5ae54834cd01acb それにしても私、自分が非喫煙者でほんとよかったと思います。また、さすがに日本も、飲食店での喫煙はだいぶ難しくなっていくだろうとは(希望的に)観測しています。 (2018.06.23 02:24:17)
Bill McCrearyさん
ジョイフルって、入ったことがないんですよ。今後も入らないでしょうね。こんな奴が経営者だと知ってしまったらね。 >そうなんですか。それはすごいですね。 そうですかね。吸ってみたい、と思ったことがないのでね。タバコを覚えるより前に笛を覚えてしまったのも大きいですけどね。ちなみに、ケーナ奏者でもタバコを吸う人はいます。私が参加しているグループのもう一人のケーナ奏者もそうです。 >喫煙者の女性は私は苦手です。 そうですねえ・・・・・・。今の職場に転職する前、とあるスーパーに勤めていましたが、スーパー業界、というより立ち仕事の世界は、当時一般的に女性の喫煙率は高かったのです(25年前の話です。今は知りません)。新人のときにいたお店で、一番の美人が喫煙者だったなあ・・・・・・(遠い遠い昔のおはなし) maki5417 さん >日本は、たばこの価格が安すぎますね。 自分がタバコを吸わないもので、タバコの価格に鈍感です。外国のタバコの値段を知りません。なので改めて検索してみました。 money-academy.jp/the-world-of-tobacco-price/ なるほど、総じて先進国で高く、発展途上国で安い傾向があるようですね。ヨーロッパでは旧西側で高く、旧東側で安い、だけどノルウエーは1箱1500円もするのに、デンマークやドイツは690円(それでも日本よりは高いけど)、これは隣国に買いに走るだろうなあ。 一箱1000円というと、JTと喫煙者が大反対でしょうね。わたしとしても、報復にアルコールの価格が値上げされるのは嫌だし・・・・・・。 (2018.06.23 20:39:57)
>ジョイフルって、入ったことがないんですよ。今後も入らないでしょうね。こんな奴が経営者だと知ってしまったらね。
そもそも、店舗を見たことがありません。 検索してみたら、23区には赤坂店しか無いようです。 しかし、キッチンジローと資本提携しているようで、こちらは過去に一度だけ入ったことがあります。 昔、恵比寿と飯田橋にあったチェーン店でカルボナーラが美味しかったので、また食べたいなぁと思って、名前が似ているような気がしたキッチンジローに入って、まるで違うことに愕然としたというw まあ、二度と入る気はなかったのですが、今回の件で、更に入る可能性が減りました。 (2018.06.24 14:10:57)
gaullisteさん
>そもそも、店舗を見たことがありません。 わたしもそうなんですけどね。 そもそもファミリーレストランって、他に選択肢がなければ仕方がないですけれど、基本的には入らないです。うちの近所にもありますが、何かの打ち合わせで入ったのが2年くらい前、それ以降は入ったことがないし、それ以前も長らくは行ったことがありません。日常的に、あまり外食をしない、というせいもあります。 キッチンジローは、名前は記憶があります。入ったことがあるかどうかは記憶にありません。 (2018.06.24 21:24:29) |