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2024.03.08
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テーマ:ニュース(99476)
カテゴリ:政治
鈴木宗男氏「みんな“ロシアは悪い、ウクライナは良い”という入口論で止まっている。“どう終わらせるか”の出口論を考えないといけない」
鈴木宗男参院議員が2年が経過したロシアによるウクライナ侵攻について、橋下徹氏と議論を交わした。
北方領土問題に長年取り組み、プーチン大統領とも会談経験のある鈴木氏は、“ロシア悪”の風潮に疑問を呈する。「日本人はどうしても右左、タカ派ハト派、善悪を分けたがる。私はほどほど論者で、もっと幅があっていいと思っている。戦争というものには両方の言い分があって、先の大戦で仕掛けた日本にも言い分があったわけだ。だから落ち着いて、“どうしたら終わるか”“やめさせられるか”という次のことを考えるしかない」。
これに橋下氏は「今中国と厳しい外交関係になっている中で、中国の指導者たちと親しくするような日本の政治家のことを“媚中政治家”と言う人がたくさんいる。しかし、厳しい関係にある時ほど人間関係を密にしておかなければならない。ロシアはこういう状況になっているけれども、隣国でもあって、政治家の交流は重要だと思う。また、モスクワには日本の大使館があり、外交官は今も付き合っているわけだ。パイプがなくなった時ほど、戦争状態になったらこんな危険なことはない。日本の政治家は今はみんなロシアと付き合うことに及び腰になっているのでは」との見方を示す。
鈴木氏は「ウクライナ戦争が始まった時から一貫して、“一にも二にも停戦だ”と言っている。みんな“ロシアは悪い、ウクライナは良い”という入口論なのだが、我々政治家は出口論を考えないといけない。戦争は終わるもので、早くやめさせる。そのための道筋や終わった後のことを考えるべきだ。日本は入口論で止まっている」と指摘。(以下略)

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まことに遺憾ながら、ウクライナ側の継戦能力が重大な危機に瀕していることは確かで、もうこれ以上戦闘を継続で出来ないという限界がいずれ来るだろうとは私も思います。
ウクライナ側にも様々な問題があり、決して絶対善ではないことくらい、百も承知ですが、少なくともロシアがウクライナを侵略したことに関して、ロシア側がどのような言い分を並べようとも、他国を侵略することは悪、という以外の言葉はありません。
それでも、そのロシアと停戦しなければ、もう国が保たないと、ウクライナ自身が判断すれば、それはやむを得ないことです。

ただ、それを決めるのはあくまでもウクライナ自身であって日本でもロシアでもありません。「もうウクライナの戦争継続は限界なのではないか」という将来予測を述べる分にはいいですが、「だから停戦すべき」と日本政治家がウクライナの対して言うのはいかに考えても道理が立ちません。
なんで理不尽な侵略を受けている側が、その国の将来に何の責任も負っていない外国の政治家に「(国土を奪われたままで)停戦しろ」なんて要求されなきゃならないのですか?
それを要求すべき相手はロシアなんじゃないですか?

もちろん、ロシアにそれを要求しても、拒否するでしょう。だからロシアに要求しても無意味、という理屈もあり得ます。
しかし、そういう言い方をするなら、現時点ではまだ、ウクライナもまた「停戦しろ」なんて外国の政治家に要求されて、それに従う可能性はゼロです。したがって、ロシアに対して正論で兵を引くことを要求するのが無意味なら、同様にウクライナに対して暴論で兵を引くことを要求するのも無意味です。

ウクライナ自身が「もう限界」と停戦を志向するなら、その時にはそれに協力すればいいのですよ。
ただし、現実問題として、ロシアとウクライナが停戦するとして、日本がどこまでそれに主体的に貢献できるかは、甚だ疑問です。まして、鈴木宗男という一代議士に至っては、「ハナもひっかけられない」だけではないかという気がします。

「先の大戦で仕掛けた日本にも言い分があったわけだ。」そうですが、「言い分があった」ことと、その言い分が正当かどうかは、イコールではありません。先の大戦における日本も、ウクライナに侵攻するロシアも、どちらもどうしてその「言い分」が正当と見做せるのか、私には理解できないのです。





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最終更新日  2024.03.08 21:18:17
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