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2024.08.30
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カテゴリ:政治
兵庫・斎藤知事 最後までパワハラ認めず「百条委員会とか第三者委員会が判定するもの」
兵庫県の斎藤元彦知事が30日午後、職員らへのパワハラの疑いなどをを告発する文書をめぐり、同県議会の調査特別委員会(百条委員会)に初めて出席し、証人尋問を受けた。
証人尋問では、告発文書や職員らへのアンケートで数多く指摘されているパワハラ疑惑について回答した。昨年11月、県立考古学博物館を訪れた際、公用車を降りた後、約20メートル歩かされたことで職員を叱責したという疑いや、片山安孝・前副知事に物を投げつけた問題、さらに深夜に及ぶチャットでの公務指示の問題などについて厳しい質問が飛んだ。
片山氏に投げつけられたものについて、質問者からは「5センチ角で厚さ1ミリ未満の付せん」であるとの証言が紹介された。しかし、斎藤知事は、手元のメモを見ながら「片山(前)副知事に向かってではなく、机に向かって投げられた。付せんは1枚の付せんです」と否定した。
また斎藤知事は、投げた原因について、片山氏らの仕事上の伝達ミスがあったことを指摘した。「重要な仕事だったのに、伝達内容を忘れていたということに、残念だという思いがあったので注意した」とし、「付せんを手に持ちながら話を聞いていたが、大変残念な状況がある中で、思わず卓上に向けて放り投げた」と釈明。「パーティションかディスプレーが(投げた先に)あった。真正面に向けて投げたので、片山副知事に投げたわけではなくて、当たったわけでもない」とも訴えた。
数々のパワハラ疑惑の指摘に対し、「不快に思われたのであればお詫びしたい」と、紋切り型の謝罪で押し切ろうとした斎藤知事。質問者から強い口調で「知事、ここはパワハラを認めて反省するということではないんですか?」と問い詰められても、「パワハラかどうかは私が判定するというより、百条委員会とか第三者委員会が判定するものだと思う。私は自分が行った行為で不快に思われた人がいるならお詫びしたいと思います」とかわした。結局、最後までパワハラを認めることはなかった。(以下略)

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以前にも取り上げた話ですが、パワハラ人間は、自分がパワハラをしている、なんて自覚はないからこそパワハラに走るわけですが、それにしても狂っていると言わざるを得ません。

「ものを投げつけた」という批判に対して、「副知事に対してではなく机に向かって投げた」という弁解が、弁解として成り立ち得ると思っているのですから、「語るに落ちた」としか言いようがありません。「仕事上の伝達ミス」に対して、誰かに向かって直接ものを投げつけなければ、「机に向かって」ものを投げつける姿を見せつけることがパワハラという認識がないのだから、この人の脳内では、何事もパワハラではないのでしょう。

そのことに加えて、各所で贈答品を要求、せしめた贈答品はぜんぶ独り占めして自宅に持ち帰り、周囲に分けたりはしない、また、儀礼の範囲では済まないような高額な贈答品の要求(40万円の革ジャンなど、そこまで来たら贈賄要求のレベルでしょう)など、一言で言ってあまりに「俗物」の極みであること、阪神とオリックスの優勝パレードのための寄付が集まらず、地元の信用金庫に補助金を増額してその一部を寄付金としてキックバックされた疑惑(この実務を担った課長が自殺に追い込まれています)など、パワハラ以外にも「ごめんなさい」では済まないような問題がいくつもあります。
にもかかわらず、知事は辞任をかたくなに拒否しているのが現状です。
斎藤知事の任期は来年7月ということです。これから更に1年近く、その地位にしがみつき続けるのでしょうか。もはや知事の求心力など無きに等しく、政治的には死に体ですが、それでも知事という地位に居座り続けることが、そんなに大事なのですね。

そして、斎藤知事は自民党と維新の会の推薦で当選したわけですが、自民党は元々一枚岩で斎藤を支援したわけではないこともありますが、早々に「反斎藤」な舵を切って百条委員会の設置など斎藤を追及していますが、維新はこの期に及んでなお、斎藤擁護の姿勢です。大阪以外で初めて推薦知事が当選したのが斎藤だからでしょう。それに、はっきり言ってしまえば、維新の馬場とか足立を見ていると、同じ穴の狢というか、パワハラ体質にどっぷり漬かっているから、斎藤知事の振る舞いが悪い、という認識にも欠けているのではないかと思います。

知事を強制的にクビにする手段は、リコール(解職請求)か不信任決議の可決しかありません。しかし、いずれも敷居は極度に高いです。リコールに必要な署名数は、兵庫県の有権者数は約450万人なので、約67万筆になります。そもそも知事選の投票率が41%しかなかった中で、住所・氏名・生年月日まで記載して捺印も必要という時点で、その署名に応じる人を67万人集めるのは、どう考えても無理と考えざるを得ません。
そして、兵庫県議会は斎藤知事を追及しているものの、不信任案を可決するには、未だに知事擁護の維新が反対することを前提に考えると、その他の会派の全員が賛成することが必要です。しかし、不信任案に対して、知事は議会の解散で対抗することが可能です。もちろん、議会が解散されても、選挙後の新しい議会で再度不信任案が可決されれば知事は今度こそ解職されるわけですが、県議会議員が余計な時期に選挙になることを好むとは思えないので、これも期待薄です。

結局、この最低最悪な知事が任期満了まで居座り続けることを阻む手段は、事実上ない、ということになります。したがって、県政の混乱はあと1年間続く、ということになるのでしょう、残念ながら。





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最終更新日  2024.08.30 21:43:43
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