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カテゴリ:業界研究
今の日本は少子高齢化社会、ということは裏を返せば葬式の需要は伸びていくということです。 というわけで葬儀業界は隠れた成長業界として認識されています(認識されていたら「隠れた」とは言いませんが・・・)。 業界の性質上、あまり派手に注目を浴びることがないので、「隠れた」と表現しました。 というわけで一応、マークはしているものの「互助会制度」というものが良く分らず、不透明なので今まで投資はしてきませんでした。 しかし先日、互助会制度をよく理解できるページを見つけたのでここに紹介します。 このページを読むと、「投資家の目からすれば」互助会制度はいい制度に見えます。 しかし、他の業界でも起こってきたような「規制緩和」「価格破壊」「既得権益の崩壊」がこの業界でも起こってくるはずですし、実際に起こりつつあることがリンクの記事にも書かれています。 葬儀業界は死を扱う業界であり、お金の話はタブーといった雰囲気が過去にはありましたが、これからはどんどんオープンになってくると思われます。 そういった中、時代の変化に対応できる企業でないと(長期的には)生き残れないのではないでしょうか。 反面、業界に圧倒的なシェアを持つ企業がいないので、新しい流れをつかむことができれば大化けする企業が出てきてもおかしくないように思います。 ちょっと前のブライダル業界、テイク・アンド・ギブニーズのような感じでしょうか。 そして「長期的には」と書いたように、短・中期的には互助会制度の旨みは持続できると思えるので期間限定で乗ってみるのも悪くないかもしれません。 現在上場している葬儀関連会社の中にはあまり魅力的な企業はないように思えます。その反面、指標面では安いので、投資判断はその兼ね合いしだいになるでしょう。 と、「もっともらしいけど、何も言ってない解説」になってしまいましたが、このように、業界のビジネスモデルの変化がありそうなことは予測できても、それを投資に生かすことはなかなか難しいように思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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