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カテゴリ:風邪
また寒くなってきました。先週、野菜の種まきをしたのですが発芽するのか少々心配しております。
このところ、気温は低くなってきたのですが、春の風邪で受診される方がチラホラ。 冬の風邪は悪寒がはっきりとしているのですが、春の風邪は自覚できないくらいのかすかな悪寒、もしくは悪熱するというのが見分け方の目安になります。 また春の風邪は、いきなり喉や鼻の奥が激しく痛み、目も赤くなってくるのが特徴です。 こんな春の風邪に葛根湯などを服用すると、とんでもなく悪化するのでお気を付け下さい。 葛根湯は発熱を促して悪寒を取り去るお薬です。春の風邪の初期は銀翹散(ぎんぎょうさん)がよく効きます。銀翹散は清熱のお薬なので、葛根湯とは正反対のお薬となります。 もちろん、鍼も奏功します。鍼の場合は、お薬よりも即効性があるので治療中に効果が出てくることも珍しくありません。 ちょっと手前味噌になりましたが、本日6日の午前中は「いおり健康教室」です。今回の内容は「呼吸の効用」なのですが、お話よりも呼吸法に時間を割こうと考えています。 午後からは「いおり東洋医学入門講座」。いよいよ最終回になりました。総まとめの楽しい感じで仕上げたいですね。 春はもうすぐそこ。暦のうえでは問題ないのでしょうが、早く温かくなって欲しいです。 皆様、楽しい週末を! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月06日 05時58分46秒
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