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真琴はここのところ災難続き。 勤めていた会社はつぶれ、ホテルに泊まると火事になって焼死体見てしまうし、あやしげな新興宗教団体につかまりそうになるし。 そこで、海に向かってバカヤロー。と叫ぶというただその為に、はるばる葉崎市の海岸までやってきた。ところがそこですら、まさかの死体発見。一体どうなってるの。慌てる暇もなく、今度は成り行きでロマンス小説専門の古書店アゼリアの店主に見初められて店番の仕事につくが…。 事件はまだまだ続く。 若竹七海さんの本。 ばあチャルさんの書評はこちら。 読んでて思ったんだけど、前に触れたキャロリンGハートの「舞台裏の殺人」を始めとするシリーズに似てる。本の感じが。あっちはミステリ専門店でこっちはロマンス専門店だけど。でも巻末の解説とか。複数の人のモノローグで物語が進行するとことか。面白い。 Anyway,ばあチャルさんも仰る通りのっけからレベッカとか出てきて心掴まれる(笑)。 アレシューザモンクとか、ちょっとマニアックなレファレンスもウレシイ(シャーロットマクラウドがアリサクレイグという別名で出してるシリーズにでて来るロマンス小説家。口癖は「お下がり下郎。」とか「うぬ!」(笑))。 それだけでない。肝心のミステリの方も、如何せん、若竹七海さんなので、すごいサービス精神旺盛な本。 結末も二転三転、色んな人の思惑が絡み合い、やっぱり最後はほのぼののなかにもちょっとビター。面白い。気軽に読める本。 ちなみに。 10000アクセスの件で結構がっかりしていたワタクシを優しい皆様が慰めてくれて本当にありがたい。 感謝感激。らぶ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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