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遠恋しながら読書の日々。

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Jun 17, 2004
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が好きでなかった。ずっと。

「一番の人に一番と思われなければ意味がない」
と高らかに言い切って、
時には自分を道化にしてみたり(雪山がいつまで持つかの話とか)、時には定子中宮に誉められて喜び勇んだりする清少納言に比べて(彼女って勝気というだけではないと思うのよね。←これについて過去にどこかに書いたのだが思い出せん~。幻泉館かと思って見に行ってみたが良く分からん~。
敬愛する定子中宮が零落していく中であくまでも彼女を賛美し、彼女の素晴らしさを謳いあげることにこそ重点があったのだし。だから一見自分の自慢ネタのようでも、最後には定子中宮の(逆境の中でも失われない)大らかさ、優れた心持ち、賢さ等を強調して終わる話が多い)、日記にあの人はこう、この人はこう書き綴る紫式部ってあたしが好まない陰湿な勝気さんな気がして(あたしは陽性の勝気さんが好き)。

ちなみに枕草子は言葉の選びかたとか、瞬間瞬間の情景がすごいVividで、繊細なのに、おおらかでおかしくて、大好きです。ちなみにうちで正月に百人一首をするときには、私はいつも「夜をこめて とりのそらねは…」の札を狙ってました。

Anyway,古典は大好きです。
昔から好きでした。(そもそもは、小さい時に病院の関係(私は非常に病弱な子供でした。どこかに書きましたが)で(父方の)祖母の家に預けられたのですが、縁が薄い人な上に大変大変厳しい方で、共通点が全くなく。子供心に対応に困った挙句本を読もうと思ったら本棚の手の届く位置に新潮の日本古典集成しかなかったので、それを読み始めたら(落窪です)意味がわからないなりに面白かったので大人しく読んでいたら、祖母は古典好きな子供だと勘違いしたらしく、男性偏重主義及び調子偏重主義で、女で末子の私などは目にも入らない(僻みではない。しかし、様々な目に見える形で(座る場所から!!)区別されたぞ)彼女にしては珍しく相手をしてくれた上、亡くなった時に全集を丸ごと私に残してくれたからです)

ちなみに落窪はその後田辺聖子さんの子供向けバージョンの現代語訳を知ってもっともっと大好きになりました。

ちなみに田辺聖子氏の古典シリーズって全部好き。
昔あけぼのも、源氏のシリーズも。
下手に「現代語訳」読むなら、こういうやつの方が断然面白いさ。

Anyway,源氏物語。
そうそう、源氏自体が嫌いなんだね。こりゃ。
女々しいし、マザコンだし、陰険で、男の夢とかエゴにしても限度があるでしょ。
それらを全部、こわいほど美しひ。とか、高貴なのにママがいないばっかりに臣下に下がったとか、情緒を解するお方だ、とかそういうことで許されると思ってる感じもいや。
そして究極には女三宮の降嫁を受けるからいや。多くの方がそうであるように私紫の上好きなので。最後にこれかよおおおお。
と思ったのでござる。

Anyway,多くの方々が私の源氏嫌いについて
風雅を理解しない。大人の女性になれば分かる。
話の奥深さを理解していない(はいはいはいはい。)。
諸行無常という言葉を知っているか。(あぁ?(怒))
等、今まで仰いました。
け。

しかし、えええええええええっと、北村薫氏の円紫師匠シリーズのどこかで(どれか忘れた)、源氏物語に関する言及があってあたしその頃あのシリーズに夢中でしたから、んまあ。じゃああたし、もう一度きちんと読んでみよう。と思った次第。

やっぱり新潮の古典集成で読んでます。これって原文と一緒に痒いところに手が届くような詳しい注がついてるから読みやすいのだわ~。






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Last updated  Jun 30, 2004 01:22:55 AM
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