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いやあ、深夜の更新はなかなか筆が進みます。 もう書くのやめようといいながらまだ引っ張ってます。源氏。 だって気になるところ満載なんだよおお。 有名な夕顔とかは飛ばして。 あ、でもなんか夕顔って男に頼ってばっかりのふにゃふにゃしたいけすかない女というイメージが以前はあったのだが、 可愛いな~。 と思えたぞ。(この辺が大人の女になってから読むと分かるとこなの?いや、チガウだろう~) 仮面をして身分も名前も明かさない源氏に不審がりながらも、ほだされて関係を持つ夕顔なんだけど、 うらぶれちゃって隙間だらけの板葺きのちっちゃな家なんかにすんでるんだけど、 隣りの家に住む下賎な男が 「今年は寒いな~。今年は米の出来が悪いし困っちまうぜ」云々。 言ってる声がもろに聞こえるのよ。 そこを気取り屋の女なら恥ずかしくて耐えられないだろうとこを、夕顔は如何せんおっとりしてるから、本人の態度や様子は 「いとあてはかにこめかしくて」大変品がよく大らかで 隣りの剥き出しの会話を なんだろか~。 と分かんないで、赤くなりもせず首を傾げてる感じが可愛いです。 まあそれはともかく。 若紫もパス。いや大好きなんだけどこの段。でもあまりにも有名なとこだし。 しかし、紫の上になってからの終いには「祈りのようになってしまった」苦しみばかり印象深いので、改めて読むと初登場は愛らしいく無邪気。 このままだった方が幸せだったんじゃないかね~。 なまじ源氏に嫁ぐよりはさ~。 anyway、 山荘を去る際に、お世話になった寺の僧なんか招いて宴をはる源氏。 その時の様子に、例によって まださらにかかる(美しい)ひとの御ありさまをみざりつれば、この世のものともおぼえたまはずと聞こえあへり。 僧都も「あはれ、何の契りにてかかる(美しい)御さまながら、いとむつかしき日本の末の世(末法思想ですな)にうまれたまへらむと見るに、いとなむ悲しき」 とかいっちゃって、もういいよ、わかったよ、源氏の美男しっぷりはさ~。 そこに若紫が をさなごころに、めでたきひとかなと見たまひて「宮の御ありさまよりも、まさりたまへるかな」などのたまふ。 「さらばかの人の御子になりておはしませよ」ときこゆれば うちうなづきて、いとようありなむと、おぼしけり。 雛遊びにも、絵描いたまふにも、源氏の君と作り出でてきよらなる衣着せかしづきたまふ。 幼心に綺麗な男の人だな~、と御覧になって「うちのパパよりハンサムね」といったのを、周りの女房が「じゃあ、あの人のお子様になってしまいなさいよ」と冗談で言うのに頷いて、 それはステキ。 と思う。 それ以降、お人形遊びするにも、これは源氏の君ね。と源氏の君を作って綺麗な着物を着せて大事に遊んでいる。 ね?可愛いでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 30, 2004 04:18:41 AM
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