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2023.05.07
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カテゴリ:社会問題
 今日(6)は、8日後に控えたトルコの大統領選挙と国会議員選挙に関する最新のアンケート結果とその感想について紹介します。

 

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  最後にブログを更新した時は、「選挙集会の雰囲気からは、『エルドーアン大統領、AKPが負けるかもしれない=政権交代を実現させることができるかもしれない』と考えている人が少なからずいるということを意味していると考えられます。ほとんどの新聞記者、解説者が『雰囲気の変化』を認めています。また、上でも紹介しましたように、『エルドーアン大統領、共和同盟関係者の常軌を逸した発言』も多くなっている状況からは、『現場の雰囲気は、政権交代に向かっている』と判断できそうです。」と紹介しました。今日はこの状況を反映したアンケート結果と欧米メディアの反応についてまず紹介します。なお、この状況はデア・シュピーゲルというドイツの雑誌や、エコノミストというイギリスの雑誌でも取り上げられていることがトルコでも紹介されています。投票まで1,2週間となったこの時期に、「エルドーアン大統領が選挙で負ける可能性、そして、その場合、政権移行は円滑に行われるのか」という認識と新たな?疑問が生じているようです。エコノミストではさらに突っ込んだ「社説」となっており、「トルコ国民は選挙でエルドーアン大統領を倒さなければならない」とうところまで記述されているとのことです。読者のレルに合わせた解説なのか、結果として「周回遅れ」のような気はします。

 アンケートはアヴラシア調査会社が行ったもので、何度か紹介しましたが、社長はCHPから国会議員になることも考えたことがあった人物であり、CHPに有利な結果が出やすい会社です。とは言うものの、管理者としては、「少なくとも、メトロポ(-)ル社(及びコンダ社)よりは、(逆方向の)バイアスはかかっていない会社」だと考えます。つまり、「正確な答えは、メトロポ(-)ル社とアヴラシア調査会社の平均よりはアヴラシア調査社の数字寄り」だと予測しています(なお、いつも紹介している解説者は、「ほぼ平均(中間)」と予測しているように思えます)。以上の背景を説明した上で、アンケート結果を紹介します。調査期間は「427日から55日まで」とのことですので、最新の数字と言えそうです。まずは、「国会議員選挙でどの政党に投票するか」という質問で、「未定を残した状態」と、2つ目の数字は「未定を分散させた状態」です。

AKP31.5(%)CHP29.5YSP(HDP)8.7、善良党7.7MHP7.2TIP(トルコ労働者党)1.3、新RP1.0、故郷党1.0、勝利党0.8、未定10.3

AKP35.0(%)CHP33.0YSP(HDP)9.7、善良党8.5MHP7.9TIP(トルコ労働者党)1.5、新RP1.1、故郷党1.1、勝利党0.9

この結果から予想される議席獲得数は次のようになるとされました。

AKP246CHP214YSP74MHP32、善良党30TIP4 (合計600議席)

与党278議席  野党322議席(国民同盟244議席、第3同盟78議席)

また、「1回目の大統領選挙で誰に投票するか」という質問に対しては、

クルチダルオールCHP党首50.9(%)、エルドーアン大統領43.6、オーアン候補3.0、インジェ故郷党党首2.5

「もしも決選投票になった場合はだれに投票するか」という質問忍耐しては、

クルチダルオールCHP党首54.3(%)、エルドーアン大統領45.7

とのことです。

 他の調査と比べて、「YSP(HDP)9.7、善良党8.5MHP7.9」と「TIP(トルコ労働者党)1.5、新RP1.1、故郷党1.1、勝利党0.9」で特徴があるように思います。つまり、最初の部分では、“MHPが善戦している”と言えます。後半は「TIP、故郷党及び勝利党が失速した」と言えると思います。この調査が正しいかどうかは不明ですが、正しいとすれば、国会議員選挙では、AKP関係者の発言が混乱していることが明実に示しているように、共和同盟がHUDA-PARというトルコ・ヒズボラ(テロ組織)と極めて近い?政党を取り込んだことは失敗だということになりそうです。また。TIPは候補者リストを分割したことが失敗(自党の当選者が減るだけではなく、結果としてYSPCHPの当選も減らしている)し、大統領選挙ではインジェ故郷党党首と正義党は一時的な人気が出ただけの泡沫候補・政党であった(=選挙直前となったこの時点で、大きく支持率を落としています)ということになりそうです。ただし、インジェ故郷党候補を見限った人たちの多くは、オーアン候補に行っていると見られており、大統領選挙1回目の投票で決着がつくかどうかは極めて微妙な状況です。国会銀選挙では、共和同盟が過半数を割ることはほぼ確実ですが、「国民同盟と共和同盟のどちらが第1勢力になるか」については、「今でも共和同盟が有利な状況が続いている」ということになりそうです。もしも大統領選挙が決選投票にもつれ込んだ場合、「共和同盟は過半数には達していないが、それでも第1勢力を維持した」という、こちらも微妙な状況になり、「1回目投票前に行ったアンケート結果が、単純に決選投票についても有効かどうか、は大いに疑問」ということになりそうです。

 結局、「“積極的支持”という点ではトップを維持するエルドーアン大統領(AKP)も、不支持率(=エルドーアン大統領を否定する率)も過半数を超えているため、AKPが政党としてトップであっても、エルドーアン大統領は当選できない」という構図となっています。

 

 次に最新状況に関しても、いくつか紹介します。一言で言えば、前回も紹介しましたが、「何を言っても、やっても、過半数を取れないエルドーアン大統領(及びその周辺)がパニックに陥り、常軌を逸した発言、すぐばれる嘘を連発している」という状況になっています。その典型例は、クルチダルオール党首やその他の国民同盟の関係者が一言も言っていない、また、そんな事実も全くないと思われる、政権交代が起これば、「宗務庁を廃止する」、「オジャランPKK首領を釈放する」、「無人攻撃機(バイラクタル)を倉庫に入れる、S400も倉庫に入れる」、「AKP支持者(ヘッドスカーフをしている女性)を職場から追放する、現在ASKP政権が支給している社会保障を取り上げる」などと言っているというものです。そもそも「宗務庁は国家が宗教(イスラム)を管理するため」に作られたもので、本来はAKPが廃止しておくべきものであり(目的外使用されていますが、、、、)PKKやオジャラン首領と頻繁に接触しているのはAKP関係者の方です。あるいは、ヘーゼルナッツやお茶(の葉)の購入価格について、政府発表よりも高い数字を挙げるクルチダルオール党首に対して、エルドーアン大統領「バイバイ・ケマル(さよならケマル=新しい蔑称)は嘘ばかりついている。これまで約束を守ったことがあるのか。今までなぜその金額で購入しなかったのか」と、あたかもエルドーアン大統領は過去21年間、野党であったかのような発言も行っています。(一方で、「不正を排除すれば、国民に配布できる財源も見つかる」とう論理で、クルチダルオール党首も年金や国家公務員給与の引上げ、教員や軍人の正規雇用などに関して、多くの約束(選挙公約)をしていますが、国家財政が破綻している以上、かなり危険な発言であることは明らかと思われます。「まずは、選挙に勝つことが必要」という論理だとは思いますが、、、、) 結論としては、エルドーアン大統領をはじめ、多くの与党関係者がなりふり構わずに何とか流れを変えようと必死になっていますが、「結果としては。ますます状況を悪化させているだけ」であり、トルコ世論の風向きは「完全に野党が有利」に大きく変わっていると考えます。そのため、いずれもぎりぎりだとは思いますが、

1 大統領選挙は1回目投票で、クルチダルオール党首が当選する(50%をギリギリ超える)

2 国会議員選挙でも国民同盟(CHP+善良党)が第1グループになる(260議席程度を獲得し、数議席の差で逆転する)

、という2つの重大事件?が「実現する可能性は十分ある」と考えます。

 

 

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Last updated  2023.05.07 15:12:08
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