2126151 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

volkan1992

volkan1992

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

Freepage List

Headline News

2023.05.08
XML
カテゴリ:社会問題

 今日(7)は、1週間後に控えたトルコの大統領選挙と国会議員選挙における異常な状況に関する具体例を紹介します。

 

 ブログ更新のための励みにしていますので、クリックを是非よろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 為替ブログ トルコリラへ

にほんブログ村 
 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

オイル Exバージンオリーブオイル NGT Food Co. トルコ産 1000ml_おうち時間 パン作り お菓子作り ハロウィン 敬老の日
価格:1350円(税込、送料別) (2020/9/12時点)

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

タリッシュ ミル付きシーソルト エーゲ海塩 200g トルコ産 クリスタルソルトTARIS タリシュ
価格:2160円(税込、送料別) (2020/9/12時点)

 

 昨日、ブログを更新しましたが、「最新状況に関しても、いくつか紹介します。一言で言えば、前回も紹介しましたが、『何を言っても、やっても、過半数を取れないエルドーアン大統領(及びその周辺)がパニックに陥り、常軌を逸した発言、すぐばれる嘘を連発している』という状況になっています。その典型例は、クルチダルオール党首やその他の国民同盟の関係者が一言も言っていない、また、そんな事実も全くないと思われる、政権交代が起これば、『宗務庁を廃止する』、『オジャランPKK首領を釈放する』、『無人攻撃機(バイラクタル)を倉庫に入れる、S400も倉庫に入れる』、『AKP支持者(ヘッドスカーフをしている女性)を職場から追放する、現在ASKP政権が支給している社会保障を取り上げる』などと言っているというものです。」と紹介しました。今日はそれの更に上回る?異常な行動がありましたので、紹介します。

 エルズルムというトルコ東部の都市で起こった事件です。今日はイマムオール大イスタンブル市長が各地で街頭演説を行う一環として同市を訪れることになっていました。街頭演説を行う許可を取っていた広場に、AKP所属のエルズルム市長が市バスを何十台も駐車して集会を妨害するという行動に出たところから、異常事態が始まりました。そして、ようやくバスをどかして街頭演説ができる状態になりましたが、演説を始めたところで、数十人の集団がイマムオール市長の乗ったバスに向けて投石をはじめました。イマムオール市長は集まっていた人々に対して、「危険だから下がるように。絶対に反撃はしないように」と呼びかけました。投石が激しくなり、ボディーガードにも石が当たるようになったところで市長はバスの中に入りました。そして、そのバスが数メートル動いたところで止まり、同市長はバスの中からマイクで、本来は自分の警護にあたっているべき警察官が、暴徒による投石を阻止するわけでも、また、投石を受けている市民を保護する訳でもなく、ただただ傍観していることに対して、「トルコ国旗を持って集まっている市民が投石を受けているのに、警察は市民を保護しないのか。エルズルム県知事、県警本部長、市長を告発する」と呼びかけました。その後、バスは空港に移動しましたが、警護の警察車両は先導車1台のみであったと同市長は空港から抗議の声明を出すとともに、負傷した市民とテレビ電話で話している様子が報道されました。なお、同日夜、イマムオール市長はイスタンブルのサビハ・ギョクチェン空港に帰り、そこに集まった市民に対しても演説を行い、事件に関する詳しい経緯を紹介していました(ここでも、「一般警官は悪くないが、傍観するように指示した責任者は処罰されるべき」と述べていました)

 事件の概要はこのようなものです。いわゆる先進国では全く起こり得ない事態が生じています。と言うよりも、管理者はトルコでもこのような選挙は見たことも聞いたこともありません(これに一番近いのは、2015年の6月と11月の選挙の間に頻発したテロ事件くらいでしょうか)。「投石で負傷者が出る」ということは、世界の所々で起こっていること?かもしれませんが、「それを警官が傍観する」という行為は、それほど多くの国で見られる事態ではないと思います。これが「まだ序の口の事件」となるのか、これに反発する声が大きくなり、「暴力沙汰が止まる」のかは、明日以降の状況次第ですが、この事件が偶発的事件でないことは極めて明白です。そして、クルチダルオールCHP党首は今日の事件が起こる前から、「514日の選挙で自分が勝っても、お祝いのために街に繰り出すことは控えるように。暴力沙汰に巻き込まれる危険がある。誰一人としてケガする人が出ることは望まない。遅かれ早かれ、15日の朝には勝利が確定して、選挙管理委員会は当選確認証を渡すことになる。」と述べていました(一方で、バフチェリMHP党首は、「514日の選挙の後で、野党は終身刑を受けるか、体に弾丸を受けることになる」とも述べています)。なお、明日以降、事態が鎮静化するかどうかは不明ですが、少なくとも「エルズルム県知事とエルズルム県警本部長が現場の警察官に暴漢を指示していたことはほぼ確実(暴行・障害行為を、多数の警察官が目撃したにもかかわらず、誰一人として行動起こさなかった)であり、不作為かどうかが無明確であった地震の不始末と違って、知事と本部長でないとしても、この事件で誰も処分しないで済む」ということにはならないものと思われます。

 管理者は「エルドーアン大統領(か、ソイル内務大臣ら)はまた一つ墓穴を掘った」と考えます。これまでにも、CHPや善良党など、野党に情報を漏らす中間管理職の公務員が増えている状況と考えられています。その一方で、2016715日の(なんちゃって?)クーデター未遂事件では多数の軍人、兵学校学生が巻き込まれて終身刑などの重い刑を受けていますが、514日に、ソイル内務大臣の指示で警察・ジャンダルマが武力行使に出れば、あるいは、SADAT(軍事顧問会社)のような民間団体?のクーデターを警察・ジャンダルマが傍観すれば、「本物のクーデター(未遂事件)」になることは確実で、2016年のインチキ法廷でなくても本当に終身刑になることはほぼ確実であり、今までに既に終身刑を受けるような犯罪に加担している悪徳?警察官やジャンダルマ兵士でもない限り、クーデターへの参加を拒否するものと予測します。つまり、今回の事件で、「本気でクーデターを考えている節がある」ことが明らかになったと言え、野党をはじめとする一般市民は対策を考え、また、警察官・ジャンダルマ兵士もどちらに付くのか慎重に考える時間ができたことになります。いつも紹介している解説者は「ありえない」と言っていましたが、成功するかどうかではなく、管理者は「試みられる危険性が明らかになった」と考えます。かつ、今回の事件で馬脚を露してしまったので、実行はより困難になったと考えます。今後、事態が鎮静化して、「514日が普通の選挙」となることを願ってやみません。

 

 

  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想





























お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.05.08 13:59:11
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.